食パン、何を使ってトーストしていますか?
キャンプや家でパンをトーストするとき、みなさんはどのようなトースターを使っていますか? 筆者がオススメしたいのは「ギマランイス・イ・ホーザ」という、ポルトガルのパン焼き器です。
このパン焼き器でパンを焼くと、表面はパリッと、中はふんわりの、絶品トーストを味わうことができるのです!
「ギマランイス・イ・ホーザ」は、創業1985年のポルトガルの金物キッチン器具メーカー。こちらのパン焼き器は、スチール製で直火用です。
フライパンのような形、表面にはたくさんの穴が空いています。重さは145グラム、厚さは1.5センチ、全長32.3センチと、非常に軽量で薄型なので、収納スペースも取らず、キャンプなどに持ち出す際もかさばることはありません。
購入時、商品紹介に「ポルトガルの学生御用達!」という一文がありました。ポルトガルでは、このパン焼き器でパンを焼くのが定番なのかもしれませんね。
焼き方は簡単! 好みの焼き目を見極めよう
使用方法は、いたってシンプル。弱火~中火で30秒ほどパン焼き器を余熱したらパンを置き、焼き目がつくのを待ちます。両面お好みに焼けたら完成です。
筆者の場合、キャンプの朝食では、SOTOのレギュレーターストーブ FUSIONとパン焼き器の組み合わせでトーストをすることが多いです。
直火で焼くため、外はサクッと、中はフワフワという理想的な食感に焼きあがります。直火トースト、最高~!と叫びたくなってしまいます。
外で使用するときに、風の影響で焼き目がつきにくい場合は、ウィンドスクリーンなどで対策をするとよさそうです。
焚き火台で使用する場合は、火力が強いのですぐに焼きあがり、焼き色もこんがりと仕上がりますよ。
火の当たり方や火加減で、焼き目が毎回違うのも楽しみのひとつ。目を離したすきに真っ黒…というのは避けたいので、こまめに確認して、ぜひベストな焼き加減を見極めましょう。
パン焼き器は持ち手も金属製ですので、さわる際は熱くなっていないか注意してくださいね。レザークラフトなどでハンドルカバーをDIYするのもおすすめです。
食パン以外のパンも焼いてみよう!
食パン以外にも、ロールパン、クロワッサン、総菜パンなど、どれも美味しく焼くことができます。
お手入れは簡単に
スチール製のため、水洗いをするとサビがでてしまいます。使用後はふきんなどで軽くふいて汚れを落としましょう。使っていくうちに本体に焦げ目もついてきますが、それもこのアイテムの味となります。
また、二重構造となっているため、表面の穴からパンくずが落ちたりもしますが、逆さにして振れば、ほぼ落ちてきました。
もちろん、家のキッチンでも!
キャンプだけでなく、家のキッチンでもパン焼き器の出番は多めです。筆者宅では、オーブントースターの設置スペースがないため、このパン焼き器でサクふわトーストを楽しんでいます。普通のフライパンでもトーストすることはできますが、お気に入りの道具で焼くと、さらに美味しく感じられます。
使用するコンロによっては注意が必要
「ギマランイス・イ・ホーザ」のパン焼き器は、熱温度センサー付きのコンロや自動消火装置付きのコンロでは安全装置が働き、消化してしまいますので事前に確認を。
また、パッケージには、カセットコンロではカセットガスが高温になり危険であること、IHクッキングヒーターでは使用できないと記載がありました。
価格は1000円前後とコスパも抜群
筆者はAmazonで1012円で購入しました。楽天や、そのほかのネットショップでも取り扱いされており、2022年3月現在も1000円前後で購入できるようです。
お手頃価格でサクフワなトーストが食べられる、非常にコスパに優れたアイテムなのではないでしょうか。
ネットショップなどでも手に入りやすいので、パン好きさんはぜひ試してみてくださいね!