2022年3月18日(金)、カナダ発アウトドアブランド「アークテリクス」の国内10店舗目となる「アークテリクス 二子玉川ライズ S.C.店」がオープン!首都圏最大級の売り場面積となり、高い天井から自然光が入る気持ちの良い空間でショッピングを楽しめます。アークテリクスのサステナブルな取り組み「REBIRD」とともに、新店をご紹介。
首都圏最大級!「アークテリクス 二子玉川ライズ S.C.店」
「アークテリクス 二子玉川ライズ S.C.店」は、東急田園都市線・大井町線「二子玉川駅」直結の二子玉川ライズS.C. テラスマーケット1Fに誕生。大きなガラスファサードが印象的で開放感があり、入店しやすい雰囲気です。
自然を感じる多種多様な植物があしらわれた、明るい店内。グリーンディスプレイは同じく二子玉川ライズにショップを持つ「SOLSO HOME」が担当しています。
売り場面積は315平米。取り扱う製品はアウトドアで高い機能性を発揮する「パフォーマンスアパレルコレクション」やデイリーで使える「Cityコレクション」「バックパック」「フットウエア」など豊富なラインナップです。広々と使える試着室が2つあるのも、買い物しやすいポイント。
店内はバックパックやフットウェアをセンターに、左右が「メンズ」「ウィメンズ」とエリア分けされています。カラフルな色使いが心踊る2022SSの新作も並び、用途やシーンに合わせて幅広いアイテムから選択可能。
広い売り場を活用し、今後は登山講座やアイテムの洗い方などコミュニティイベントも開催予定。家族連れやアウトドア初心者も、気軽に立ち寄ってほしいという想いが込められています。
さまざまな取り組みで循環型経済に作り変える。「REBIRD」
オープンに先駆けて、2022年3月15(火)にアークテリクス 二子玉川ライズ S.C.店では「REBIRD」Japan Launch イベントが開催。「REBIRD」とは「Take(資源を採取し)」、「Make(作り)」、「Waste(捨てる)」という従来の一方通行型の経済を、循環型経済(サーキュラーエコノミー)に作り変えるアークテリクスの取り組みです。イベントではビーアット代表取締役・ビームス執行役員の土井地 博さんをファシリテーターとして迎え、REBIRDのコラボレーションプロジェクトを手がけたデザイナーの森由美さん、アークテリクス ブランドヘッドの高木賢さんとのトークセッションが行なわれました。
REBIRDでは消費型のファッションではなく製品の質を高め長く使用可能にするための施策や、製品を別の形でアップサイクル・リユースする取り組みなどを実施。今回のプロジェクト「CIRCULAR BY DESIGN with MORI YUMI(サーキュラー バイ デザイン ウィズ モリ ユミ)」では、アップサイクルをテーマに森さんの手で廃棄予定サンプルに新たな命が吹き込まれました。
廃棄予定サンプルとは2021FWまで作っていた膨大なカラーサンプルのうち、廃棄せざるを得なかったもの。2022SSからは1アイテムに対して1カラーのみのサンプルを製作し、他のカラーはコンピューターグラフィックで確認するという取り組みも実施しています。
森由美さんは長年にわたってUnited Arrowsで「Another Edition」のディレクター兼デザイナーを担当。独立後は2017年にモロッコのファッションデザイナーmaison ARTCとヴィンテージの生地を用いて一点モノを作る共同ブランド「STYLE Wars TOKYO」を設立したり、2022年にはコールマンジャパンの新プロジェクト「MFYR」のデザイナーとして参加したりと幅広く活躍するデザイナーです。今回のプロジェクトでは森さんは受け取った廃棄予定サンプルをもとに、ウォータータイト(止水)ジッパーなど元々の優れた機能を活かしながら、ファッショナブルな作品5点を完成させました。
森さんが新しい作品を生み出すにあたり、最も苦労したのが解体作業。アークテリクスの縫製技術の高さ、こだわりの付属品などによって、パーツ化するのに想像以上に時間がかかったそうです。その一方で、製品の質の高さも大きく実感したと語ります。
「PANTIS UL BACKPACK」はSentinel Pants、Shashka Jacket、Mantis 26 Backpackの廃棄予定サンプルを使用。パンツのファスナーの遊び心はそのまま活かし、ジャケットのフードを雨蓋に活用しています。アークテリクスの配色のおしゃれさと機能性を保ちながら、森さんの世界観が表現されたユニークなバックパックです。
「MULTI WALLET」はStingray Pants、Sentinel Pantsの廃棄予定サンプルを使用。日常使いもでき、よりアップサイクルを身近に感じてもらえるようにと製作したアイテムです。ウォータータイトジッパーを活用しているため防水力が高く、アークテリクスならではのカラーリングが目を引きます。
ほかの4点は森さんがアトリエで縫製したものですが、「ARAKYSTABI」のみ岡山の足袋の老舗メーカー「丸五」が協力し、製作。タイトなスケジュールの中GORE-TEXという特殊な素材を足袋の形にするのは至難の技だったそう。継承された伝統を活かしながら新しい価値を作ることに積極的な「丸五」だからこそ実現した、日本ならではの革新的な作品です。
「CIRCULAR BY DESIGN with MORI YUMI」の作品5点は、2022年3月31日(木)までアークテリクス 二子玉川ライズ S.C.店で展示中。好きな製品に投票すると、抽選で5名に商品が当たります。新しい店舗でショッピングを楽しみながら、ファッショナブルにアップサイクルされた作品をぜひ見に行ってみてくださいね。
・アークテリクス 二子玉川ライズ S.C.店
住所:東京都世田谷区玉川1-14-1 二子玉川ライズS.C. テラスマーケット1F
営業時間:10:00~20:00
TEL:03-6805-6862
https://arcteryx.jp/