生で、煮込んで、マッシュルームのおいしさを一度に楽しめる「マッシュルームのスパイスカレー」
マッシュルームは、秋だけでなく4月から6月にも旬があります。これから最盛期を迎えるマッシュルーム。私が住む名古屋市では、今年はすでに、形こそふぞろいですがたっぷりお得にパック詰めされたマッシュルームがお店に並んでいました。この光景が見られるのもこの時期ならでは。そこで、早速購入しました。
今回はキャンプでも簡単に作れる”生で食べても”、”火を通しても”おいしいマッシュルームを一度に楽しめるスパイスカレーレシピにしてみます。
【マッシュルームのスパイスカレーのレシピ】
【材料】2人分
- マッシュルーム 200g
- 玉ねぎ 大1個
- ニンニク 2片
- ショウガ 1片
- トマト 大1個
- パクチー 適量
- アーリーレッド(赤玉ねぎ) 適量
- レモン果汁(または酢) 小さじ1
- ココナッツオイル(好みのオイルで可) 大さじ1
- 塩 適量
- クミンシード 大さじ1
- 鷹の爪 1本
- クミンパウダー 小さじ1
- コリアンダーパウダー 小さじ1
- ターメリック 小さじ1/2
- ブラックペッパー 小さじ1
<下準備>
- マッシュルームはトッピング用に1~2個残して、残りは同じくらいの大きさにカットします。軸が固くなっているものは切り落とします。
- 残しておいた1~2個のマッシュルームは、ごく薄くスライスしてレモン果汁をかけ和えておきます。
- 玉ねぎ、トマト、ニンニク、ショウガはみじん切りにします。
- アーリーレッドは薄くスライスします。
- パクチーはざく切りにします。
- クミンパウダー、コリアンダーパウダー、ターメリックパウダー、ブラックペッパーすべてを合わせておきます。
<作り方>
(1)スキレットにオイル、赤唐辛子、クミンシードを入れて火をつけます。
(2)クミンシードの周りが泡立ち、香りが立ってきたら、みじん切りにしたニンニクとショウガを加えます。
(3)(2)に玉ねぎを加えたら、火加減は中火にし、玉ねぎがしんなりとするまで3~5分ほどしっかり炒めます。
(4)炒めた玉ねぎに合わせておいたパウダースパイスを入れ、よくなじむまで炒め合わせます。
(5)トマトを加えて、トマトから出た水分がなくなる程度まで炒めます。
(6)ある程度水分が煮詰まったら、カットしておいたマッシュルームを入れて炒めます。
(7)塩で味をし、蓋をして10分ほど煮ます。
(8)パクチーを入れ、塩で味をととのえたら火を消します。
(9)スライスしたアーリーレッド、マッシュルーム、パクチーをトッピングすればできあがりです。
マッシュルームは生で食べられる珍しいキノコ
マッシュルームに限らず、キノコ類は基本、水洗いはしません。水洗いをしてしまうと、せっかくのキノコの香りや旨み成分が流れ出て、水っぽくなってしまうからです。キノコに泥や汚れが付いている場合は、ふきんやキッチンペーパーを使って拭き取ればOK。
どうしても汚れが取れない場合は、皮をむきます。皮の裏側のヒダのところからめくれば表面の皮をむくことができます。
カサが開くと、香りが立ち、旨みも凝縮します。
スキレットのお手入れも忘れずに
スキレットで、香りが強い料理や色の濃いスパイスを使用したときは、ちゃんと洗ったつもりでも匂いや色残りしている可能性があります。重曹と湯を使ってしっかりお手入れすることをおすすめします。