キャンプの醍醐味とはなんでしょうか。
筆者は、「焚き火」こそがキャンプの醍醐味だと思っています。
キャンプに行って焚き火の炎をぼんやり見ていると、普段の嫌なことを全て忘れて、日頃の疲れを癒すことができます。
焚き火を楽しむには、当然ながら燃料となる薪が必要になります。
しかし、薪は炭などと比較すると費用が高くつくことが多く、焚き火の度にホームセンターで購入しているとトータルでかなりの出費になってしまいます。
拾った枝で焚き火をすることもできますが、湿気が多いものが多く、なかなか着火させることができません。また、場所によっては枝を拾うことが禁止されている場合もあるため、注意が必要です。
今回はそんな薪を、安く調達する方法を2つ紹介していきます。
「ジモティー」や直売所を活用する
薪はホームセンターで買うと高いですが、地域の直売所などでは安く購入できることがあります。
インターネットで直売所を検索するのもいいですが、例えば「ジモティー」というアプリを使っても簡単に探すことができます。
ジモティーは、不用品などを売りたい人と、それが欲しい人をマッチングするサービスです。
自分の住んでいる地域で検索をかけると、一束単位やkg単位で薪を販売している直売所が出てくることがあります。
直売所の他にも、畑で伐採した枝の引き取り手を探している方や、廃材の引き取り手を探している大工の方に出会うことがあります。
直売所にいた大工さんに聞いた話ですが、コンテナいっぱいに入った廃材を捨てるのにもお金がかかるので、ジモティーなどで無料で引き取ってくれる人を探している方もいるそうです。
タイミングが良ければ、そういった場所で薪となる廃材を大量に手に入れることができるかもしれません。
直売所などで薪をまとめて購入すれば、ホームセンターやキャンプ場で購入する場合の半額以下の値段で済むこともあります。
軽トラ1杯の薪がなんと1万円!
先日も、筆者は地元のキャンプ場の近くにある直売所に行きました。そこにはホームセンターにあるような広葉樹の薪はもちろん、廃材を適切な大きさに切った木材のセットも販売されていました。
その木材セットを購入してキャンプで使用してみましたが、きちんと乾燥していて着火性もよく、十分にキャンプの焚き火の薪として活用することができました。
さらには、軽トラックいっぱいに積まれた廃材や薪が1万円で販売されていました。
こういった場所を見つけることができれば、毎回のキャンプでかかる薪の費用を抑えることができるのでおすすめです。
ふるさと納税を活用する
ふるさと納税とは、自分が応援したい自治体や自分のふるさとなどに寄付ができる制度です。
そして、自治体に寄付をすることで、返礼品としてその自治体の特産品などをもらうことができます。
このふるさと納税の返礼品として、薪を送ってくれる自治体が多くあります。
この調達方法の注意点ですが、自治体によっては、非常に大きなサイズで薪が届きます。そのため、薪を割るのが大変なことがあるかもしれません。
ふるさと納税なら段ボールなどに入った状態で自宅まで配送してもらえるので、自宅近くに直売所などがない方におすすめの方法です。
頻繁に楽しみたいなら工夫しよう!
薪はホームセンターで買ったとしても数百円程度なので、年に数回しかキャンプに行かない人にとっては、さほど問題にはならないでしょう。
しかし、頻繁にキャンプで焚き火を楽しむようになると、薪の費用は累計でかなりの額になってしまいます。
毎回のキャンプの薪代に頭を悩ませているキャンパーさんは、ぜひ今回の記事を参考に、いろいろな方法を探してみていただければと思います。