ものづくりの町、燕三条で生み出された「ファイアグリル」
洋食器や刃物などの生産で有名な、新潟県・燕三条。その町でキャンプ道具やバーベキュー用品を作っているのが、UNIFLAME(ユニフレーム)です。
ユニフレームの商品は、質が高く、長く使用できるのが特徴で、多くのキャンパーから高い支持を得ています。
そんなユニフレームの看板商品となっているのが「ファイアグリル」。一見、普通のBBQ台に思えますが、実は焚き火台としても大活躍する商品です。
「ファイアグリル」とは
ファイアグリルはアウトドアでの使用を目的としたBBQ台ですが、前述した通り、焚き火台としての使用もできる商品になっています。
現在キャンプブームの後押しもあり、様々なBBQ台が発売されていますが、焚き火台としても使用できるBBQ台はそう多くありません。
初心者キャンパーさんの中には、最初から多くのお金をかけられないと考えている方も多いと思います。筆者も同じように、できるだけ出費を抑えたいと考えており、コストパフォーマンスの良さから、この商品を選びました。
1台で2役と聞くと、どちらの用途で使うにしても中途半端な仕上がりになっているのではないかと、不安を覚える方もいらっしゃると思います。しかし、そのような不安は無用であることを筆者はお約束します!
コスパよし、使い勝手よしの「UNIFLAME ファイアグリル」。その魅力をお伝えします。
「ファイアグリル」の4つの魅力
風が入りやすい構造
火を起こす際には酸素がポイントになります。炭を配置する際に風の通り道を作ることは大切ですが、そもそも炉の中に酸素が入って来ないと、火は起きません。ファイアグリルは酸素を効率よく取り込めるように、四隅に隙間のある構造になっています。BBQをする際に役立つポイントです。
四隅のズレ
ファイアグリルは、炭を置く台と網の角度をずらして設置するようになっています。そのため、隙間から炭の調節がしやすくなっています。
長い時間BBQをしていると、新しい炭を入れたり、炭の置き場所を変える必要が出てきます。従来のBBQ台であれば、網をいったんどかしてから炭を動かさないといけませんが、ファイアグリルでは、網を動かさずに炭を移動できます。
また、網の四隅を保温ゾーンとしても使うことができます。
BBQの際にこの保温ゾーン、意外と重宝します。焼き終わっているけど、まだ手をつけない食材や、じっくりと温めたい食材がある場合に便利です。
大きめの薪でもそのまま使える
ファイアグリルは炉が正方形の構造になっており、1辺は約40cmです。
キャンプ場などで売られている薪は、40cm程のサイズのものが一般的です。そのため、ファイアグリルは一般的なサイズの薪であれば、長さを調節することなく使用できます。
薪の長さを調整する必要がある焚き火台を使用する場合、薪割り機や斧、薪割り台などを別途用意しなくてはなりません。しかし、ファイアグリルではそのようなケースはほとんどないため、荷物も少なくすることができるのです。
シンプル構造で持ち運びにも便利
ファイアグリルは、土台となる脚に炉と網を載せるだけの簡単構造です。慣れれば1分程度で設置できます。
組み立てに手間がかからない点は、初心者の方におすすめできるポイントです。
また、収納の際には炉の中に脚を入れることで、コンパクトにまとまります。
重量は約2.7kgと少し重いかなという印象もありますが、コンパクトにまとまることで持ち運びがしやいため、個人的には重さが気になるということはありません。
「ファイアグリル」の組み立て方法
まずは、土台となる脚から組み立てていきます。
4本の脚を広げていきます。
脚を広げた後に、ツメ部分を立てます。
最後に炉と網を乗せれば完成です。誰でも簡単に組み立てることができます。
「ファイアグリル」でコスパ抜群のアウトドア体験を!
1台あれば2役こなしてくれるファイアグリル。筆者は、これほどありがたい商品はないというほど、重宝しています。
機能面だけでなく、金銭的なことを考えても、複数の役割を果たしてくれるキャンプギアは嬉しいものですよね。
キャンプだけでなく、自宅でのBBQにも、もちろん使用できます。
様々なシーンで活躍する商品ですので、ぜひ手に入れてみてください。
UNIFRAME
ファイアグリル
サイズ(使用時):約43×43×33(網高)cm
サイズ(収納時):約37.5×37.5×7cm
材質(炉・ロストル):ステンレス鋼
材質(スタンド・焼網):鉄・クロームメッキ
重量:約2.7kg
分散耐荷重:約20kg