季節ごとの食をdelivery 華表由夏の子どもと作るキャンプ料理「ラージメスティンで作る!チキンビリヤニに挑戦!」
バスマティライスを使ったビリヤニを、メスティンで作ってみました!
今回はスパイスやヨーグルトでマリネした鶏肉と、半茹でにしたバスマティライスを重ねて蒸し上げるカッチビリヤニ。カッチとはヒンディー語で「生」という意味。生のお肉で作るビリヤニということですね。
ビリヤニは一見難しそうに見えますが、一度挑戦してみてください。意外と簡単!と思ってもらえるはず。料理を生業にしている私もそうだったので(笑)。
おおまかな流れとしては
鶏肉をスパイスとヨーグルトでマリネする
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フライドオニオンを作る(市販のものを使う場合は省いてオーケー)
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浸水しておいたバスマティライスを、スパイスと塩と一緒に下茹でする(ここでは完全に火を通さないのがポイント)
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メスティンに、マリネした鶏肉、バスマティライス、フライドオニオンなどをのせて蒸し上げる
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ふわっと混ぜてトッピングをのせる
バスマティライスは炊きあがると日本のお米より増えるので、ラージメスティンにパンパンに出来ます。量にびっくりするかもしれませんが、ふわっとぱらっと炊けたバスマティライスとスパイスのおかげで、ぺろりと完食すること間違いなし。ぜひお試しあれ!
材料(しっかり2人分)
【トッピング&フライドオニオン用】
たまねぎ 1/2個
サラダ油 大さじ2~3
(または太白ゴマ油)
【マリネ用】
プレーンヨーグルト 100g
鶏もも肉(皮なし) 200g
クミン 小さじ1(2g)
コリアンダー 小さじ1(2g)
ターメリック 小さじ1(2g)
パプリカ 小さじ1(2g)
※チリペッパーを入れる場合は辛いので少なめに
塩 小さじ2/3(4g)
ニンニク 1片(すりおろし)
ショウガ 1かけ(すりおろし)
【バスマティライス下茹で用】
ローリエ 1枚
カシアシナモン 1~3枚(3g)
カルダモン 2粒
クローブ 4粒
(※すべてホールスパイス)
バスマティライス 200g
水 1200mL
塩 大さじ2(10g)
【トッピング用】
トレイルミックス 手のひら半分くらい
(ミックスナッツやレーズンなどで)
ミントやパクチー 適量
【ライタ用】
ヨーグルト
きゅうり
クミンパウダー
塩
下準備
・バスティマライスは、優しく洗って浸水しておく(30分くらい)
・鶏肉をヨーグルトとスパイスでマリネして一晩冷蔵庫におく(大体6時間。当日につくりたい場合でも2時間くらいは漬けておくとよい)
作り方
鶏肉をヨーグルトとスパイスにつける。
玉ネギを薄切りにする。少しだけトッピング用にとりわけ、残りでフライドオニオンを作る。
多めの油で時々混ぜながら揚げる。茶色く色づいたら、お皿に取り出しておく。余熱でも火が通るので、焦がさないように気を付けて。玉ネギの香りがうつった油はそのまま残しておく。
鍋に分量の水と、スパイス、塩を入れて沸騰させてからバスマティライスを茹でる(今回は、バスマティライスを入れて、再沸騰させてから7分くらい)。なべ底に張り付くことがあるので、時々かき混ぜながら。
茹で上がったらザルにあげて、鍋の蓋などをかぶせておく。※バスマティライスはものによって茹で時間が異なるので、食べてみて少し芯が残るくらいにしておくとよい。
フライドオニオンの油が残っているメスティンに、マリネした鶏肉を広げ、バスマティライスを重ねる。
その上にフライドオニオンとトレイルミックスをのせて蓋をして火にかける。30秒~1分強火のあと、弱火で20分炊いてから、10分蒸らす。
炊き上がったら、底の方から全体をふわっと混ぜる。しっかり混ぜすぎないほうが、味の濃淡がついておいしい。
自分で作れるとうれしいビリヤニ。ライタも簡単に作れます。ヨーグルトと角切りにしたキュウリを混ぜて、クミンパウダーと塩で調味。途中レモンをしぼって味を変えるのも楽しいです。次のビリヤニは羊肉で作ってみたいと思います!