おすすめの春レジャー「親子ハイキング」!
冬のおこもりキャンプの時季が終わり、アウトドアを思いっきり楽しめるシーズンになりましたね。数あるアウトドア体験の中でも、ハイキングは今の季節に特にぴったり。親子で気軽に自然を楽しむことができます。
この記事では、親子で安全にハイキングを楽しむための注意点をご紹介します。合わせて、子どもと楽しむコツもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
親子ハイキングの事前準備
親子でハイキングをするのに一番大事なのは、子どもが楽しい!と思えることです。
子どもとのレジャーでは、予期せぬトラブルが起こりがちです。色々なシーンを想定して事前準備をしておくことで、思い出に残るようなハイキングができますよ。
ハイキングの場所選び
子どもの年齢や、体力、性格に合わせて場所を選びましょう。はじめてのハイキングの場合は、往復1時間程度のコースを選ぶといいでしょう。標高差もあまりなく、歩きやすい道が確保されているところがおすすめです。
自然の中をひたすら歩くというのは、子どもの日常ではあまり経験しないシーンです。次回のハイキングの参考のためにも、まずは短いコースから挑戦し、「子どもが自然の中を歩くことを楽しめるか」様子を見てみましょう。
子どもの服装
どんなに暑くても、自然の中では肌を露出することは避けましょう。触ると痒みの出る植物が生えていることもありますし、突然の転倒で肌をすりむいてしまうこともあるかもしれません。それらを考慮して、半袖を着る季節でも長袖のインナーをお忘れなく。
日差しが強い中を歩くときには、帽子も必要です。途中で脱げて落としてしまうことのないように、事前にサイズの調整をしておきましょう。
ハイキングの持ち物
<最低限必要なもの>
- 汗拭きタオル
- 水分補給できるもの
- レインウェア
- リュック・バックパック
<あると便利なもの>
- 登山靴
- おやつなどの軽食
- 消毒薬と絆創膏
- 虫除けスプレー
- 虫刺され用塗り薬
荷物は小学生にもなると自分である程度は持てるので、最低限必要なものは自分で持つという経験をさせるのもいいでしょう。大人のリュックは、もしものときに子どもの荷物を持ってあげられるように、容量に余力を残しておくことを忘れずに。
登山用の靴は、子どもには必須アイテムではありません。履き慣れない靴で靴擦れを起こすよりも、普段から履き慣れたもので歩く方がいいでしょう。靴底に厚みのあるタイプのものだとなお良し。岩場などが歩きやすくなりますよ。
親子ハイキングのポイントと注意点
トイレ問題
親子のハイキングで一番のアクシデントは、トイレの問題です。途中でトイレ休憩できる箇所があればいいですが、自然の中ではそういった場所も少ないでしょう。
ハイキング予定の場所周辺のトイレ事情も、事前にチェックが必要です。また、安心材料として非常用の携帯トイレを持参するのもおすすめです。携帯トイレとセットで、子どもが用を済ませる間に目隠しガードができるような、薄いストールやタオルなどを持参するといいでしょう。
無理のないスケジューリングで
山では天候の急変がつきもの。または、子どもの機嫌が悪くなったり、転んで急な怪我をしたりなど、アクシデントが発生する可能性もあります。アクシデントがあった場合は、ゴールを目指さずに引き返すことも考えましょう。
こまめな水分補給を
歩くのに夢中になって、子どもは水分補給を忘れてしまうことも。最低でも15分置きに水分補給をするように心がけましょう。
軽食でエネルギー補給を
歩き続ける楽しみとしておにぎりなどの軽食をあらかじめ用意したり、エネルギーチャージできるような甘いおやつを持参したりするのもおすすめです。
子どもとハイキングを楽しむコツ
子どもに先頭を歩かせてみる
平坦な道で、周りに危険な箇所がない場合には、時には子どもを先頭にして歩かせるのもいい経験です。自然の中の未知の道を歩くのは、子どもにとって大きな冒険です。
大人は、急かす事なくゆっくりついて行き、必要に応じて子どもをサポートしてあげましょう。
野草を見ながら
春になると、時折道端で野草を見つけることができます。岩の陰や、参道脇に小さく咲く花を見つけるのも子どもは得意です。見つけた花を調べたり、教えあったりするのも楽しいですね。
低くても登頂できた喜びを
ある程度体力のある子どもなら、低山登山に挑戦してもいいでしょう。ハイキングでも、ゴールを決めてそこに向かって歩くことで、達成感が生まれます。
一度楽しいハイキングを経験すれば、子どもの中に「次はもっと先に」と挑戦する気持ちも生まれますね。
子どものペースに合わせて親子ハイキングを楽しもう
小さな達成感が味わえるハイキングは、親子で楽しむ野外レジャーとしておすすめです。子どもを中心としてスケジュールを考え、楽しいプランや歩き方を模索してみましょう。