長さの切り揃えられた市販の薪ではなく、落ちている枝などを拾って焚き火をする場合、重宝するのは鉈ではなくノコギリである。
枝の場合、細いのも太いのもあるから小割りにする必要がなく、むしろ長さを切り揃える道具があったほうがよい。最近は小さい焚き火台も多いから、市販の薪であっても短く切り揃えたい場合もあるだろう。
というわけでノコギリの出番となる。ホームセンターで売っている庭仕事用(植木剪定用)の折りたたみノコギリを使っている人も多いかもしれないが、それらのものは軽さ、コンパクトさの点でちょっと物足りない。
渓流や海岸に持っていくための軽量コンパクトなノコギリがないものかと思っていたら、この「バタフライSAW 剪定刃」を見つけた。
折りたたむと、長さ約13cm、幅2cmほどになる。ズボンのポケットに入るどころか、太目のペンを持つ感覚でシャツの胸ポケットに差しておくことができる。
真鍮製のハンドルは、軽量化のための丸い穴が開けられて、全体の重量は115g。ハンドルの素材が木や樹脂ならば、もう少し軽くなりそうだが、強度を考えるとやはり金属となるのだろう。
ブレードの素材は、硬度が高く、切れもよい「SK5」という炭素鋼。7,700円という価格はけっして安くないが、見た目もかっこよく、所有欲をかきたてられるノコギリだ。
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バタフライSAW 剪定刃 7,700円
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