「LAKE」じゃないよ!スコットランドで湖は何と言う?登山/ハイキング英語<スコットランド編>
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    2022.05.04

    「LAKE」じゃないよ!スコットランドで湖は何と言う?登山/ハイキング英語<スコットランド編>

    人間より羊の数が多いスコットランド。野山を歩けば、人より羊に出会う確率の方が高い気がします。

    スコットランドでアウトドアアクティビティといえば、やはりハイキングやトレッキング、そして登山!ビーチで水遊び、湖でカヤッキング等ももちろん人気がありますが、1年を通して比較的冷涼な気候が続くスコットランドでは、水辺より野山を楽しむ時間が長いのです。郊外へ出れば、ハイキングコースはスーパーの数より遥かに多い! 歩く場所には事欠かない土地なのです。

    というわけで、今回は「英語の登山/ハイキング用語」のスコットランド編をお送りします。

    ご存じの方も多いと思いますが、スコットランド英語は、ゲール語やスコットランド語が混ざり合ってできた単語も多く、特に地名や地形は独特の名前で呼ばれるものが多々あります。新しい言語を学ぶつもりで、ぜひ挑戦してみてください!

    第1問:「ハイキング」や「トレッキング」をスコットランド英語でなんていう? 

    a)Walk(ウォーク)

    b)Journey (ジャーニー)

    c)Hill Walking(ヒルウォーキング)

    d)Picnic(ピクニック)

     

    【第1問の正解は……】

     ↓

     ↓

     ↓

     ↓

     ↓

    「c)Hill Walking(ヒルウォーキング)」です!

    イギリス最高峰ベンネビス(Ben Nevis)でヒルウォーキング中の1コマ。最高地点はヒルトップと呼ばれることが多いです。

    ハイキングやトレッキングでももちろん通じますが、スコットランドを含め、イギリスではヒルウォーキングと呼ぶのが一般的です。

    イギリスは全体的に土地がなだらかで、日本と比べてもそれほど高い山がありません。イギリス最高峰の、スコットランドにあるベンネビス(Ben Nevis)でも標高1345メートルと富士山の3分の1程度。「丘陵地(ヒル)を歩く」という言い方がしっくりくるのでしょうね。

    第2問:「登山道」や「遊歩道」をスコットランド英語でなんていう? 

    a)Bridlepath(ブライドルパス)

    b)Pavement(ペイブメント)

    c)Driveway(ドライブウェイ)

    d)Footpath(フットパス)

     

    【第2問の正解は……】

     ↓

     ↓

     ↓

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    「d)Footpath(フットパス)」です!

    フットパス概要が示された案内板。

    イギリスでフットパスとは、人間のみが歩くために整備された道のことを指します。人間に加えて、馬に乗って歩いてもよい道はBridlepath(ブライドルパス)と呼ばれます。

    ブライドルパスは特に珍しいものではなく、森林公園の中や、ゴルフ場の周り歩くコースなどでは時々乗馬をしている人たちに出くわします。そんな時は、人間同士と同じで、お互い道を譲り合い。馬を驚かせないためにも、マナーは大切です!

    第3問:「湖」をスコットランド英語でなんていう? 

    a)Munro(マンロー)

    b)Water(ウォーター)

    c)Sea(シー)

    d)Loch(ロッホ)

     

    【第3問の正解は……】

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    「d)Loch(ロッホ)」です!

    ロッホ周辺の案内板。「ch(ホ)」の発音は、ドイツ語の「ch」の発音に似ています。

    氷河侵食によって形作られたスコットランドには、3万個以上の湖が存在し、ヒルウォーキングコースにはつきものです。湖のことを「Lake(レイク)」と呼ぶ人はほぼいないので、道案内を理解する為にも覚えておいた方が良いでしょう。かの有名なネス湖も「Loch Ness(ロッホネス)」です。

    ちなみに、イングランド、特に南西部のイングランド人は、Lochのことを、ロッホではなくロックと発音します。この「ロック」をお気に召さないスコットランド人は数知れず。

    とはいえ、大抵の外国人はロックと発音するので現地の人も慣れています。が、「ロッホ」と発音すれば、「お、こいつ分かってるな」と思われること間違いなし!

    なお、マンローは、3000フィート(914メートル)以上のスコットランドの山のことです。

    第4問:「谷」や「渓谷」をスコットランド英語でなんていう? 

    a)Ben(ベン)

    b)Trench(トレンチ)

    c)Firth(ファース)

    d)Glen(グレン)

     

    【第4問の正解は……】

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    「d)Glen(グレン)」です!

    グレンはスコットランドの代表的な地形で、似たような景観のヒルウォーキングコースがたくさんあります。

    スコットランドには氷河侵食によってU字型に削られたグレンが至る所にあります。ヒルウォーキングに繰り出す際、地図上にグレンの名があれば、両側を壁のような丘に囲まれた地形を歩くことになるでしょう。

    ベンは山のことで、ゲール語のBeinnから来ているようです。ファースは、細長い入江や河口を意味します。

    第5問:「小川」や「水流」をスコットランド英語でなんていう?

    a)Burn(バーン)

    b)Wee(ウィー)

    c)Life(ライフ)

    d)Drizzle(ドリズル)

     

    【第5問の正解は……】

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    「a)Burn(バーン)」です!

    Black Burnという名の水流。上の写真の湖に流れ込む水流の一つです。

    一般的に、大きな川はRiver(リバー)、集落や平原の中を流れる比較的細めの水流にバーンと名がつく傾向にあります。これこそ、地元の方に道を尋ねる場合、知らないと何のことなのか全く分からないので、知っていて損はありません。

    ウィーは、小さな、という意味です。道を尋ねたら、「You will see a wee bothy in 10 minutes.」 (10分くらいで小さな小屋が見えてくるよ。)なんて答えが返ってくるかも知れません。Bothy(ボッシー)は小屋を意味します。

    以上、登山やハイキングで使う英語スコットランド編でした。いつか、スコットランドでヒルウォーキングをする機会があれば、ぜひ思い出して使ってみてください!

    私が書きました!
    スコットランド在住ライター(海外書き人クラブ会員)
    藤木香

    米大学院環境学修士号取得後、約5年間のカナダ生活を経て、2019年よりスコットランド在住。海外関連記事執筆や取材コーディネーター等として活動中。海外書き人クラブ会員(https://www.kaigaikakibito.com/)。

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