10月1、2日、キャンピカ明野ふれあいの里(山梨県北杜市)で開催された『BE-PAL FOREST CAMP』。今回は、BE-PAL関連のワークショップ編を中心にレポートします。
「今年は創刊35周年記念ということで、野田知佑さんにも来ていただいています。それぞれ心のまま、自由に楽しんくださーい」。オープニングセレモニーの大澤編集長の挨拶のあと、編集部のお宝放出ジャンケン大会で、会場は一気にヒートアップ。
そのテンションのまま、ワークショップがスタート。夜はお酒片手に、連載陣のトークショーやライブを楽しんだ。こだわりの地元食材などを使ったフートラック部隊も、イベントを大いに盛り上げてくれた。
【特別対談】
野田知佑×服部文祥「ユーコン川を筏で下る」
野田さんがユーコン川を筏で下ったときの話を中心に、おふたりの出会いや、服部さんのサバイバル登山のようすなども披露。獲物を仕留める話でも大いに盛り上がった。
【スライド&トーク】
転覆隊・本田隊長&雄叫びの西橋「転覆バトル報告・信濃川」
信濃川での壮絶な一本勝負や、利尻島への超過酷な『Sea to Summit』バトルの裏話をスライドを交えて紹介。最後は雄叫びの西橋さん作の「転覆隊のテーマ」を大合唱した♪
採取して料理! キノコ道場
蜂須賀公之
周辺の森を散策しながらキノコを採集。ハチスカ師匠が解説や同定をしながら、採れたてキノコを極上の料理にするという、1回で2度おいしいワークショップを開催。ブースには15㎏ものニオウシメジも登場。世にも珍しい「キノコの解体ショー」も執り行なわれました!!
「木の種類や日当たり……、キノコは周りの自然環境を見ながら覚えるのがコツ。わからないときは、全体を持ち帰ること」と蜂須賀さん。で、森を歩いて30分ほどで集まったのが右の写真のキノコ。その後、キノコ汁やオムレツ、パスタに変身。ごちそうさまでした。
茅ヶ岳トレッキング
シェルパ斉藤
初日の早朝から3名の参加者と深田公園〜茅ヶ岳(標高1704m)〜金ヶ岳(1764m)を縦走して会場入り。その後、奥様の京子さんと、コーヒーや駄菓子、ベーゴマなどが楽しめる「チーム・シェルパ」店長に。翌朝はラジオ体操主催と、大活躍!
いきもの観察NEW門
奥山英治
周辺で見られる生き物を探す自然観察ウォークを実施。ブース前ではヘビやカエルなども展示。実際にさわれるとあって、キッズに大好評~!
DILL eat, life.
山戸ユカ・浩介、ライター小林百合子
本誌連載『The Mountain Table』でお馴染みの山戸さん夫妻が営むお店が登場。サンドイッチやタンドール窯で焼いたチキンも登場。
子ども焚き火教室
荒井裕介
サバイバルの達人が焚き火術を伝授。子供たちは自分の名前が入ったビクトリノックスのナイフとメタルマッチで、火おこしに夢中になっていた。
DIYクラフト教室
HAMMER’s(長野修平、真島辰也)
丸太のウッドボックスや竹製マイカップを製作したり、種を使ったアクセサリー作りなどを伝授。自然素材のクラフトって、温かみがあっていいですね~。
b*p General Store
BE-PALの若者版『b*p』チームは、焚き火でポップコーンをつくるワークショップを展開。「ALITE」のチェアに座って焚き火を囲んでマシュマロ焼いたりポップコーン作ったり。子どもたちに大人気でした!
オリジナルフラッグ作り
Good(s) for Camping 北村 哲、佐藤 有
布切れを使ってマイフラッグを作るワークショップは、子供たちに大人気。テントサイトではさっそく自作フラッグがはためいていました。
◎構成/松村由美子 ◎撮影/小倉雄一郎