キャンプツーリングに必要なものとは?おすすめギア11選と選び方

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バイク・オートバイ

2022.06.18

キャンプツーリングに必要なものとは?おすすめギア11選と選び方



初めてキャンプツーリングに行く人に向けて、必要なキャンプギアや持ち物の選び方、おすすめのキャンプギアを紹介します。この記事を読めば、キャンプツーリングに必要な準備がわかるので、初めてのキャンプツーリングでも不便な思いをせず楽しめるでしょう。

必要なものを用意してキャンプツーリングを

森の中のバイク

(出典) pexels.com

バイクでキャンプに行くときは、どのような装備が必要なのでしょうか。バイクでキャンプに行くときに必要な持ち物を解説します。

必要なキャンプギアとは?

キャンプツーリングに行くときは、最低限以下の荷物をそろえておくと良いでしょう。

バイクでキャンプする際の必需品

  • テント
  • マット
  • シュラフ(寝袋)
  • ランタンまたはヘッドランプ
  • バーナー
  • クッカーセット

あると便利なもの

  • チェア
  • テーブル
  • 虫よけスプレー、蚊取り線香
  • クーラーバッグ
  • 焚き火台
  • サンダル

バイクの場合、クルマと違って積める荷物に限界があります。あれもこれもと持っていくと移動が大変になるので、最低限の衣食住の必需品を持っていくようにしましょう。また各キャンプギアは、できるだけ小さく、かつ軽いものを選ぶことがポイントです。もし積載に余裕がある場合は、焚き火台も持っていくと便利です。

持ち物を選ぶポイント

キャンプ用のボックス

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バイクでキャンプギアを運ぶときは、いくつか注意点があります。法律に関するルールもあるので、しっかりと押さえておきましょう。

バイクの積載量を考慮する

バイクの荷台に荷物を積載するときには、法律で決められたルールを守らなければいけません。具体的には、荷台の高さは地上2mまで、荷台の左右後ろにはみ出して良い長さは30cm(左右15cmずつ)までと決まっています。これを超えるサイズの積載をしたり、荷物を落としたりした場合は法律違反です。

また、積載重量は60kgまでと決まっていますが、制限のギリギリまで積むことはおすすめしません。カーブのときにバランスを崩し、荷物を落下させてしまう可能性があるためです。持っていくキャンプギアには最小化、軽量化が求められます。

パッキングと積載時の注意点

バイクに荷物をパッキングするときには、いくつかのコツがあります。重さによって積む位置を工夫することと、荷物をしっかりと固定することがポイントです。

荷物を積むとき、重いものは運転手の方、かつ下の方に積むことで、重心が安定します。また走行中、荷物がずり落ちないよう、ロープなどでしっかりと固定しておくことが重要です。また、雨でぬらしたくない場合は、レインカバーを使うのも良いでしょう。

コンパクトに荷物をまとめたい場合は、バイクの積載用に作られたシートバッグを使うのもおすすめです。シートバッグはバイクに積載しやすいように工夫されており、ドリンクホルダーなどを収納できたり、リフレクター付きで安全面にも配慮されていたりといった商品が多くあります。

まずそろえたい3つのギア

ファミリーテント

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キャンプの必需品ともいえる3つのアイテムで、おすすめの商品を紹介します。重量やサイズに注目しながら、見ていきましょう。

テント 「キャプテンスタッグ/エクスギア アルミツーリングドーム 2UV」

テントはキャンプ中の拠点ともいえるため、快適さに重点を置きたいところです。キャンプツーリングにおいては、快適性とコンパクトさのバランスを考慮する必要がありますが、前室のあるテントなら軽量さを犠牲にせず、快適さも追求できます。前室は荷物を置いたり、雨天時の避難場所にしたりと、あると便利なスペースです。

キャプテンスタッグのエクスギア アルミツーリングドームは、重量3.8kg、収納時のサイズは50cm×14cm×14cmとコンパクトで、リーズナブルな価格のテントです。前後には荷物置き用の前室が用意されているので、テント内を広く使えるでしょう。

キャプテンスタッグ
エクスギア アルミツーリングドーム 2UV

フライサイズ:(約)210×285×H130cm インナーサイズ:(約)210×130×H130cm パッキングサイズ:(約)50×14×14cm 製品重量:(約)3.5kg

シュラフ 「ニーモ/TEMPO 20」

シュラフは寝心地をダイレクトに左右するアイテムなので、慎重に選びましょう。シュラフの素材にはダウンと化学繊維がありますが、一般的にはダウンの方がコンパクトに収納できます。一方で、価格は化学繊維の方が安く、雨や湿気などには化学繊維のほうが強いといわれています。シュラフの品質は値段に比例するので、投資をする価値はあるでしょう。

キャンプツーリングにおすすめのシュラフは、たとえばこちら、ニーモのTEMPO(テンポ)です。マミー型の形状ですが、膝回りにゆとりを持たせるスプーンシェイプになっているので、快適に寝ることができます。使用可能な下限の温度はマイナス7度C。春や秋の北海道のツーリングや標高が高いキャンプ地で朝晩の冷え込みがあっても、ぐっすりと安眠できる保温性を持っています。重量は約1.65kg、収納時のサイズは36cm×23cmと収納性も抜群です。

夏場のツーリングで、気温が高い場所のキャンプを想定しているのならば、もうすこし価格帯の安い、薄手のシュラフで十分かもしれません。行き先の気候や想定される温度域に合った適切なシュラフを選びましょう。

ニーモ
TEMPO 20

サイズ:(適応身長)~183cm 収納サイズ:36×23cm 素材:中綿/SStratofiber(ポリエステル)1.2kg シェル素材/50D ポリエステルRS(w/DWR加工) ライニング素材/50D ポリエステルタフタ(w/DWR加工) 重量(最小重量):1.65kg

マット 「サーマレスト/レイルライト」

睡眠をより快適にしたいなら、マットを用意することをおすすめします。特に冬場は地面からの冷気によって、睡眠を妨害されることも珍しくありません。マットがあれば、冷気を遮断できるだけでなく、地面の凹凸も解消してくれるので、あると便利なアイテムです。

サーマレストのトレイルライトは栓を緩めると自動で膨張するマットで、フォームを肉ぬきすることで、断熱性と軽量性を両立しています。重量は約740g、収納時のサイズはわずか28cm×15cmなので、持っておいて損はないでしょう。

サーマレスト
トレイルライト

サイズ:51cm×183cm(収納時28cm×15cm) 重量:740g

リビング周りを快適にする三つのギア

キャンプと椅子

関連記事:アウトドアをより快適にするおすすめソファ。選び方もチェック

食事を取ったり、コーヒーブレイクをしたりと、リビングはキャンプ中のメインの活動場所です。リビングを快適な空間にする三つのギアを紹介します。

テーブル 「DOD/ライダーズテーブル」

テーブルは大きくて、持ち運びが大変だと思っていませんか?近年では、ソロキャンパーなどの軽装備キャンパー向けの、コンパクトで軽量なテーブルも販売されています。テーブルがあれば、食事の際に地面に食器を置く必要はありません。

DODのライダーズテーブルは、折りたたみ式のテーブルで、重量は約1kg、折りたたみ時のサイズはわずか50cm×直径8cmのコンパクトさが特徴です。展開時のサイズは46cm×36.5cm×33cmで、天板の下に小物入れがあるなど機能性に長けています。耐荷重も20kgとソロキャンプに向いていて、あると重宝するアイテムでしょう。

DOD
ライダーズテーブル

サイズ:(約)W460×D365×H330mm 収納サイズ:約)直径80×高さ500mm 重量(付属品含む):(約)920g 材質:フレーム:アルミニウム 生地:1680Dオックスフォードポリエステル 付属品:キャリーバッグ

チェア 「ヘリノックス/タクティカル チェア ミニ」

地べたに座るのもワイルドで良いですが、やはり椅子があった方が下半身への負担も少なく、快適性は高いでしょう。ヘリノックスのタクティカル チェアは重量560gの軽量設計ながら、耐荷重は90kgと大人でも十分に使えるチェアです。

足には小物入れが、肘掛けの部分にはボトルホルダーもついており、機能性も十分です。収納時のサイズは26cm×9cm×11cmなので、移動時にも負担にはならないでしょう。

ヘリノックス
タクティカル チェア ミニ

サイズ:W40×D34×H44cm 収納時サイズ:W25×D8×H10cm 座面高:24cm 総重量:560g 本体重量:475g 耐加重:80kg

ランタン 「モンベル/コンパクトランタン ウォーム」

キャンプ場の夜は想像以上に暗く、ランタンがないと何もできないといっても過言ではありません。スマホのライトも使えますが、電源が確保しにくい環境ではバッテリーを消費するのは避けたいところです。

モンベルのコンパクトランタンは電池式なので、電源がない場所でも問題がなく使えます。また、電球の色も目に優しい温かみのある色なので、雰囲気も出せるでしょう。

電池を入れたときの重量はわずか210gなので、重荷にはなりません。つり下げ用のフックがある点も便利です。

モンベル
コンパクトランタン ウォーム

重量:120g(210g) ※( )内は電池を含む重量です。カラー:ダークグリーン(BKOV)、アイボリー(IV) サイズ:収納時:∅5.3×11.5cm、使用時:∅5.3×19cm 防水規格:IPX4 明るさ:LOW:10ルーメン、MID:95ルーメン、HIGH:200ルーメン 照射時間:LOW:350時間、MID:10時間、HIGH:4時間 付属品:電池:単3形アルカリ乾電池4本

料理をするなら

バーナー

(出典) pexels.com

料理もキャンプの楽しみの一つです。ただし、調理器具の豪華さと持ち運びのしやすさはトレードオフの関係なので、調理器具選びも慎重にならなければなりません。キャンプツーリングにおすすめの調理器具を紹介します。

クッカー 「ソト/アルミクッカーセットM」

クッカーはアウトドア用の調理器具全般を指す用語で、主に鍋やフライパンの代わりに使います。家庭用に比べ薄くて軽い作りになっているので、熱伝導率が高く、調理時間の削減につながる点が魅力です。

ソトのアルミクッカーセットは大小二つのクッカーがセットになっており、収納時は重ねてまとめられるので、持ち運びも楽です。総重量も約203gで、負担も少ないでしょう。

SOTO
アルミクッカーセットM

クッカー小:直径12×深さ6cm 78g クッカー大:直径13×深さ10cm 120g 材質:アルミニウム セット内容:クッカー1000ml×1、クッカー500ml×1

シングルバーナー 「スノーピーク/ギガパワーストーブ 地 オート」

シングルバーナーのボンベにはCB缶とOD缶の2種類がありますが、アウトドアには火力の強いOD缶がおすすめです。また本体はボンベと一体になっているタイプと、ボンベとゴトクが分離しているタイプがあり、コンパクトさを重視するなら一体型を選びましょう。

スノーピークのギガパワーストーブは一体型のコンパクトなバーナーで、最高火力2500kcal/hの高火力を誇ります。一体型ではゴトクの安定性が不安視されがちですが、ゴトクの安定性が高く、自動点火装置も付いているので、バランスの良いアイテムです。

スノーピーク
ギガパワーストーブ 地 オート

材質:ステンレス、アルミニウム合金、ブラス サイズ:φ106×67.5mm 収納サイズ:45×37×82(h)mm  重量:90g 出力:2,500kcal/h

カトラリーセット 「ロゴス/食器セット メタルカトラリー箸セット」

キャンプツーリングで使うカトラリーは、折りたたみ式や片手に収まるくらいのサイズのものがおすすめです。

カトラリーの素材には、サビに強く壊れにくい金属製や、軽くてカラーバリエーションが豊富なプラスチック製などがあります。木製や竹製のものは手入れにやや気を使いますが、見た目がおしゃれで満足感が高まります。自分の好みに合わせて選ぶと良いでしょう。

ロゴスのメタルカトラリー箸セットは、アルミとステンレスでできたカトラリーで、手入れが簡単な上に高級感があります。また、取っ手の部分は折りたため、収納ポーチに入れれば片手に収まるサイズです。

ロゴス
食器セット メタルカトラリー箸セット

総重量:(約)70g サイズ:(約)スプーン:(約)長さ9.2/16cm 収納サイズ:(約) フォーク:(約)長さ9.5/16cm 箸:(約)長さ12/20cm 構成:スプーン、フォーク、箸、収納ポーチ 主素材:アルミニウム、ステンレス

他にもあると便利なもの

サンダル

関連記事:シーズン到来!アウトドアで使えるおすすめサンダル11選

キャンプツーリングはとにかく荷物を少なくしたいものです。そういったなかでも、あとひとつ持っていけたらキャンプがとても過ごしやすくなるアイテムを紹介しましょう。

「サンダル」があるとリラックスできる

キャンプツーリングの場合は、サンダルがあるととても便利です。ライディングブーツで一日中過ごすのは堅苦しく、ストレスがかかるものです。テントから出入りするときに、いちいちブーツを脱ぎ履きするのも手間がかかります。

そのようなときに、すぐに着脱できるサンダルがあると気軽に外にも出られて便利です。キャンプ中は頻繁にテントと外を行き来するものです。サンダルは、キャンプツーリングをする人からも必需品としてよく名前が挙がるアイテムなので、もう一品持っていけるなら、ぜひ持参することをおすすめします。

まとめ

なるべく身軽で行きたいキャンプツーリングには、荷物選びが重要です。バイクの荷台に積めるキャパシティは限られているので、必要なものを過不足がなく持っていくことがポイントです。

キャンプツーリングの荷物を用意するときは、なるべく小さくて軽量なものを選びましょう。テントやシュラフなどの必需品に加えて、リラックスのためにもサンダルを持っていくことをおすすめします。マイカーキャンプでは味わえない、キャンプツーリングならではの醍醐味を堪能しましょう。

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