【長野修平の青空工房 第18回】キャンプに持ち運べる 包丁の収納ケース【後編】
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    2016.12.10

    【長野修平の青空工房 第18回】キャンプに持ち運べる 包丁の収納ケース【後編】

    前回に続いて、後編では包丁の収納ケースの仕上げをしていきます!

    革で連結する

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    革を裁断し、6本の帯を作る。指金を当て、大きめのカッターを使うと真っ直ぐ切れる。

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    ケースを4つ並べ、上部と下部に革の帯を2本ずつ設置。八の字を描くように上下に通す。

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    裏表の幅広な面の木と革が接する部分に、すべて膠を塗り、革を貼り付ける。

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    補強のため革を銅釘で固定(1つの面に対し4か所)。目打ちでガイド穴をあけ、釘を打つ。

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    裏表が固定できたら、蛇腹を閉じ、幅が狭い面も木と革を貼り、釘で補強する。

    ふたをつける

    DMA-_DSC5424

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    飛び出し防止の革ぶたをつける。上の写真のように上部を覆える大きさにカットしたら、布の端に膠を塗り、ケースに固定。

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    連結帯同様、補強のため、釘を4か所に打ち付ける。目打ちで穴をあけておくと楽。

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    ふたを固定するために最初に切ったひもの1本を取り付ける。膠を塗ってから釘で補強。

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    反対側にも同様にひもを取り付ける。収納時はこのひもでケースだけを固定する。

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    次に、革ぶたを被せ、ひもで結べば完成。これでケースとして包丁を持ち出せる。

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    広げてテーブルの脚などにひもで吊るせば、包丁ラックとして使え、たたんで薪などで固定すれば、包丁立てとしても使える。包丁ラックとして利用する場合、そのままだと安定性が悪いので、重し代わりになる薪や石などにひもで固定してから使うとよい。

    教えてくれた人

    DMA-_DSC5614

    長野修平さん
    自然素材にこだわったものづくりをする、ネイチャークラフト作家。食周りの道具を作る際は、安全性を考慮し、接着剤や塗料までも自然由来のものにこだわる。

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