アウトドアライフを長年楽しんでいると、いろんな物が集まります。アンモナイトの化石や日本一大きなドングリ・オキナワウラジロガシ、拾った貝殻や星の砂、アオカナブンやセンチコガネなどの甲虫、さらには方解石やテレビ石、黄鉄鉱などの鉱石もあります。
買ったもの、貰ったもの、拾ったもの、採集したもの……思い出深いそれらを愛でるのは至福の時間です。そんなコレクションを拡大して眺めるためのディスプレー用拡大グラスがあります。それが「ガリバーフレーム」です。特徴は、ルーペなどと違いのぞき込んで目を近づける必要がなく、前に置くだけで大きくなるところ(9㎝の距離で2倍に)。コレクションに限らず、上手く巻けた毛鉤やアクセサリーを拡大して鑑賞することもできます。
穴にヒモを通せばぶら下げられるので、外に持ち出せば簡単な拡大鏡になります。製作者は自分の子供を見て思いついたといいます。自然が好きな子供たちが大喜びしそうです。枠があるので、持ちやすく離れて見ることができる点がまさにキッズ向き。
販売サイトは+d(プラスディー)。サイズは12.5×7×2㎝、35gと軽量です。素材はABS&アクリル樹脂のフレネルレンズ。フレームはブラウン、グレー、クリアの3色。2970円。
中村 滋
1944年生まれ。『BE-PAL』『DIME』『サライ』の創刊編集長。現在は「Cool Senior Magazine」を編集。www.csmagazine.jp/
問い合わせ先:アッシュコンセプト
https://plus-d.com/gulliver-frame/
(BE-PAL 2022年4月号より)