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    2022.05.19

    そら豆をカラスとアブラムシから守る!育ってきたぞ!

    20203月から始まった100%オーガニックの鎌倉野菜を育てる『雨のちハレ、ときどき農業生活』も3シーズン目に突入しています。今日は、昨年12月に植えたそら豆の、地上と空中と両面からの外敵にさらされてきた続報です。

     前回12月にアップした中の動画では、ミニ耕運機「こまめ」で土を耕し、アタッチメントを付けて畝を作り、手動で土をならして、種を植え、カラス対策として干し草を土の上から被せるまでの工程でした。

    https://www.youtube.com/watch?v=xA9kBu1b3Co

     

    それでもカラスはやってくる!

    干草作戦むなしく、カラスにやられたそら豆

    まだ発芽する前、あるいは発芽直後あたりにカラスから守るために編み出した干草対策もむなしく、いくつかの種は突かれてしまいました。それでも、順調に芽が出てきたのを確認した時は、ちょっとうるっとくるものです。

    「芽が出た!」と思わず叫んでしまいました。

    制空権をなんとか守れた次なる敵は、アブラムシ。つまり地上戦に舞台は移ります。そこで行った対策は「牛乳噴射作戦!」

    アブラムシの天敵は牛乳!?

    野菜を育てていると、必ずといっていいほど悩まされるのがアブラムシです。予防は強力な農薬を使うことが最も手っ取り早いのですが、100%オーガニックである以上、別の対策を立てるしかありません。それが牛乳スプレーです。

    どういう効果があるのかというと、牛乳の膜が乾燥するとガビガビになって収縮する性質がありますが、それを利用して、アブラムシを圧死・窒息死させることになるそうです。誰が見つけた対処法なんですかね。本当に勉強になります。ただ、周囲に牛乳臭がかなり漂います(笑)。

    もちろん、てんとう虫を見つけてそら豆畑に放つのも効果的だそうです。

     春を迎え、育ってきた!

    膝上あたりまで育ちました!

    こうして、空と陸の両面作戦で勝ち抜いた末に、そら豆がぐんぐん育ってきました。親指の先っぽ程度しかなかった豆からこんなに葉を出して育つものなのか!と生命力を感じます。

    食べ頃はもう少し先のようです。

    冷蔵庫にビールはいつでもスタンバっています。焼いて、塩を振るだけ!早く収穫の日が来ないか待ち遠しい限りです。

    私が書きました!
    フリーライター
    山田 洋
    2020年3月から、「ときどき農業生活」を始める。きっかけは「耕作放棄地を農地に再生したい!」と、1200平米ほどの農地を借りた友人のお手伝いから。リモートワークと並行しながら、100%オーガニックの鎌倉野菜を育てるために雑草との格闘を続けている。

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