ワークマンからアウトドアだけではなく、旅行や出張にも使える3wayのバッグが登場します。その詳細を、ひとあし早くお届けします。
ワークマン「ピックアップボストンキャリーバッグ」
ワークマンから6月に登場するのが、3変化するボストンキャリーバッグバッグ。1つのバッグが使うシーンによってキャリーバッグ、ボストンバッグ️、バックパックと形を変えて使用できるところが特徴のバッグです。
ポケットは内側に1つと、サイドに1つ。サイドについているポケットの中にはさらに3つの内ポケットがついていて、その内ポケットは2方向に向いています。
サイズは54×34×25cmで、容量は約47L。バッグの中は仕切りはなく、約51×33×24cm(筆者計測による実寸値)の空間に荷物が詰められます。 表地は合成皮革、裏地はポリエステル100%で、高撥水加工した防水生地が使用されています。価格は7,800円。
それでは、ワークマン「ピックアップボストンキャリーバッグ」の3変化する詳細をみていきます。
キャリーバッグとしての「ピックアップボストンキャリーバッグ」
まずはキャリーバッグとして使用する場合の「ピックアップボストンキャリーバッグ」。このバッグに付属しているキャスターは、直径は約8cm、幅約2.5cm(筆者計測による実測値)のしっかりとした車輪が2つついています。ひきながら歩くと、行きたい方向にスムーズにバッグがついてきてくれます。
持ち手は、長さが調節できるようになっていて、握る部分にカバーつき。カバーが付いているので握りやすくなっています。
キャスター使用時には、ボストン用のハンドルはまとめておけば邪魔になりません。
ボストンバッグとしての「ピックアップボストンキャリーバッグ」
次はボストンバッグとして使用する「ピックアップボストンキャリーバッグ」。キャリーバッグとして使用していても、脇についているハンドルを持てばすぐにボストンバッグとして使用できます。脇についているポケット内の内ポケットの1つはボストンとして使用時に使いやすい向きになっています。しかし細い面ではなく、幅広の面を上にして持つ形で、バッグとしてはややかさばる印象。またポケットはハンドルの内側に位置することになり、ボストンバッグとして持ったままの開閉は少々やっかいです。なので、ボストンバッグはメインに使用するというよりも、キャスターが使えないシーンで使用するためのものともいえそうです。
バックパックとしての「ピックアップボストンキャリーバッグ」
最後にバックパックとして使用する「ピックアップボストンキャリーバッグ」。アウトドアで使用することを想定した場合、このバッグパックとしての使用が便利になるかもしれません。特徴は、キャスターを覆い被すことができるカバーがついていること。
背中側下部にあるファスナーを開けると、カバーが引き出せ、スナップボタンで固定すれば、キャスターを覆い被せるタイヤカバーとなります。
さらに上部に収納されているショルダーベルトを引き出し、ナスカンを止めればバックパックが完成。
急いで担ぐ場合には、このショルダーベルトをナスカンで留めるだけでバックパックの形態は完成します。しかし、タイヤカバーを被せることで、キャスターについた土などで衣類を汚す心配もなく、また担ぎやすくなります。ショルダー部分も内側がメッシュになっている幅広のパットがついていて、1点に重さが集中することなく担げます。アウトドアで使用する場合は、このバックパックがメインになることも考えられるので、ワークマンならではの機能は活躍しそうです。
「ピックアップボストンキャリーバッグ」をはじめて手にしたときの第一印象は、しっかりとしている割には軽いなということ。軽いということをウリにはしているバッグではありませんが、頑丈=重たいという先入観があったためか、持った時の重さが印象と異なりました。このバッグならアウトドアをはじめ、旅行や出張用としても幅広く使えそう。カラーはオレンジ、キャメル、オリーブの3色展開。オンライン注文で店舗受け取り、またはワークマンプラス(ショッピングセンター)、ワークマン女子(路面店、ショッピングセンター)での販売となります。6月中旬から順次販売開始され、6月末には全国で販売されるそう。楽しみですね。
※価格はすべて税込価格。店舗によって品揃えが異なり、在庫がない場合があります。また掲載商品については廃番、仕様変更等となっている場合があります。
取材協力:株式会社ワークマン https://www.workman.co.jp/
文/栗山 佳子