アウトドアの"もしも"に備えよ! キャンプの安心はこれでバッチリ「アウトドア保険」徹底調査
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    2022.08.07

    アウトドアの"もしも"に備えよ! キャンプの安心はこれでバッチリ「アウトドア保険」徹底調査

    アウトドアに危険は付きもの!"もしも"の事態に備え、自分自身で対応できるように準備しておくことが大切。そのひとつの選択が、保険になるんです。

    お気に入りの道具が風で壊れたら!?

    アクティビティー中に事故が起きたら!?

    キャンプ中にケガを負ったら!?

    昨今のキャンプ人気に伴い、ジワリと浸透しつつあるのがアウトドア保険。キャンプに行くのにわざわざ保険? 何だか大げさなような気もするが……。

    「一般的に保険というと、病気などに備える医療保険をイメージされると思いますが、アウトドア保険は野外で起こりうる不測の事態に備える保険です」

    と話すのは、昨年夏からアウトドア保険を販売しているアメリカンホーム保険の高井晋征さん。アウトドアでの不測の事態とはどんなものだろうか。

    まず、考えられるのがケガ。薪割り最中に手をザックリ、焚き火で思わぬ火傷、自転車で転倒など、アウトドアには危険が付きもの。次にテントやギアなどの破損。強風でポールが折れたりタープが破れたり。意外にありがちだったりする。ほかにも、テントやギアの盗難被害、他人のギアを壊してしまったりも。

    「そんなアクシデントに対応できるのがアウトドア保険なんです。ケガの入院補償を基本に、ギアの破損や盗難、他人にケガを負わせてしまったときなど。アウトドアに特化した補償が受けられます」

    リスクに備えておくことでアウトドアをより楽しめるというワケだ! では、各社さまざまな保険が発売されているが、どうやって選べばいいのだろうか。

    「自分がどんなアクティビティーを、どのぐらいの頻度で楽しんでいるのか、考えましょう」
     
    年に1〜2回しかキャンプに行かないようなら、1day保険で十分だし、月に2〜3回となれば、1年補償のキャンプ以外の日常のケガや熱中症による入院や、個人賠償責任に備えられるものがいい。自分のアウトドアライフに適したものを選びたい。

    「それと、ギアの有無も重要。キャンプじゃなくても、ハイキングでカメラを携行するようなら携行品の補償がついていたほうがいいですからね」

    最近はいつでも、どこでも気軽に入れるのも魅力だ。前日にスマホで申し込めたり、クレジットカードで保険料を払い込めたりと、わざわざ感がない。

    「補償内容や事故後の対応など、気になることは電話で聞くこともできます。気兼ねなく相談してください」

    転ばぬ先のアウトドア保険。〝もしも〟の備えに必携かも。

    アウトドア保険選びのコツ

    1 自分がどんなアクティビティーをするか

    2 出かける頻度によって日、月、年から選ぶ

    3 道具を使うか使わないかを考える

    1day

    年に1~2回はファミリーキャンプに出かけます。

    そんなときに簡単に入れる1day保険はコレ。

    モンベル 野あそび保険・山行保険

    1泊2日¥250〜

    お手軽価格ながらキャンプ、本格登山など目的に応じて選べ、補償内容も充実。補償期間も6泊7日まで選べる。出発前なら当日でもオンラインで簡単に申し込める。モンベルメイト(無料)への加入が条件。

    山行保険

    保険適用期間:日帰り〜6泊7日
    保険料:¥1,000〜
    サポートしているアクティビティー:ビッケルやアイゼンを使用した本格的な山岳登はんや登はん道具を必要とする山岳スキーなど。
    補償内容:死亡・後遺障害、個人賠償責任、入院・手術、救援者用、遭難捜索費用、携行品損害補償、運動等危険補償。

    野あそび保険

    保険適用期間:日帰り〜6泊7日
    保険料:¥250〜
    サポートしているアクティビティー:トレッキング、ハイキング、キャンプ、サイクリング、ゲレンデスキーなど。
    補償内容:死亡・後遺障害、個人賠償責任、入院・手術、救援者用など。プランによっては携行品損害補償もあり。

    長期補償タイプもあり!

    野外活動保険

    1年間¥3,420〜

    保険適用期間:1年、3年、5年
    保険料:¥3,420〜
    サポートしているアクティビティー:野あそび保険同様
    補償内容:死亡・後遺障害、通院、障害医療費用、個人賠償責任、入院・手術、救援者用、地震、噴火・津波危険補償、携行品損害補償など(プランによって異なる)。

    アウトドアライフに合わせ、シンプルプラン、スタンダードプラン、安心プランから選べる。ほかにも仕事中の事故を除く就業中対象外か24時間補償かなどによっても保険料が変わる。

    詳しい内容 https://hoken.montbell.jp

    1month

    シーズンインしたら集中して遊びます。

    決まった季節だけしっかり補償を受けたい人はこちら。

    YAMAP登山保険

    スマホで5分の簡単申し込み、出発日前まで

    30日¥480〜

    登山時の遭難や事故はもちろん、日常生活のケガから自然災害までカバー。申し込みはスマホからたった5分で完結。面倒な手続き不要で加入しやすいのも魅力。

    保険適用期間:30日単位・1年単位
    保険料:レスキュー保険・月額¥480/ケガ補償セット・月額¥880 ※年割にすると2か月分お得。
    サポートしているアクティビティー:ハイキングから本格的な登山、クライミングなど。アイゼンやピッケルなどの登山道具を使った登山も対象。
    補償内容:レスキュー保険/遭難救護費用 ケガ補償セット/遭難救護費用・ケガによる入院・通院。

    詳しい内容 https://yamap.com/22021

    PayPayほけん 

    ちょこっと保険 山大好きプラン

    30日¥330〜

    登山はもちろん、ジョギングでの骨折、階段での転倒など、保険金額や内容の追加など自由にカスタマイズ可能。

    保険適用期間:30日単位
    保険料:本人型・¥330〜/夫婦型・¥560〜/家族型・¥1,000〜/標準コース・¥3,670〜/充実コース・¥10,710〜
    サポートしているアクティビティー:ハイキングや登山。

    詳しい内容 https://www.paypay-insurance.co.jp/chokotto/plan/mount/

    1year

    月1〜2回は出かけるキャンプ愛好家です

    いつでも安心な年間保険でしっかり対策

    アメリカンホーム保険 アウトドア安心プラン

    ひと月あたり¥540〜

    アウトドア中のケガでの入院やギアの破損はもちろん、他人のギアの破損やケガなどの賠償責任、特定感染症の入院も補償。本人型、夫婦型、家族型など補償対象者の範囲が選べる。スマホで出発日前日まで申し込める。

    保険適用期間:1年間
    保険料:本人型の場合 年間保険料¥6,480(ひと月あたり¥540)
    サポートしているアクティビティー:ハイキングやトレッキングなど。
    補償内容:傷害入院、携行品損害、個人賠償責任、(特定感染症)入院。

    詳しい内容 https://www.americanhome.co.jp/home/life-style/outdoor?campaign=PR243D2015

    楽天超かんたん保険 アウトドアプラン

    1年間¥1,750〜

    アウトドア中のケガや救援者費用なども補償。保険料と補償内容によって3つのコースを用意。アウトドア以外にもアクティビティーに合わせて好みのプランも選べる。申し込みには楽天IDが必要。

    保険適用期間:1年間
    保険料:本人型(年払)節約コース・¥1,750〜/標準コース・¥3,670〜/充実コース・¥10,210〜
    サポートしているアクティビティー:キャンプやハイキングやトレッキング、登山。(ピッケルなどの登山道具を使用する登山登はんを除く)
    補償内容:死亡・後遺傷害(節約コースは除く)、入院・手術・通院(節約・標準コースは除く)、救援者費用等、携行品損害。

    詳しい内容 https://item.rakuten.co.jp/r-hoken/c/0000000190/
    ※引受保険会社:楽天損保

     

    アメリカンホーム 医療・損害保険
    高井晋征さん

    アウトドアにも保険の備えを!

    スキューバダイビングが趣味で東伊豆の海が大好き。「普段とは違う大自然の中で過ごすからこそ、思わぬ事故への対策が重要!」

    ※保険料、補償内容は3月24日時点のものです。
    ※構成/大石裕美 撮影/山本 智

    (BE-PAL 2022年5月号より)

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