大好きな初夏の能登半島へ
東京の「真冬」、「初夏」の能登半島、外房勝浦は「盛夏」、沖縄は「晩秋」が最高!
これらは私がもっとも好きな季節と場所の組み合わせです。
ハイ、大好きな初夏の能登半島に先日、行ってきました。
この時期の能登半島は晴天率が高く、すっきり晴れ渡った空、真っ青な海、カラリとした風…。文句のつけようのない完ぺきなシチュエーションでした。やっぱりいいなー!
そこに山があれば登る!
旅に出ると「一日一回は必ず家族で汗をかく」と、決めています。わが家はイヌ(ボストンテリアのメス)がいるので、トレッキングすることが多いですね。名だたる山でなくても全然いいんです。3歳の次男もいますし、往復2時間くらいがベスト。スマホで検索すると、そういうルートは意外とたくさん出てきます。
能登半島で見つけたのは、「七尾城跡」をトレッキングするというコースでした。なにやらてっぺんにある城跡は標高300m。下界から一気に登る感じでしょうか。ちょっとワクワクしてきますね。
お子様連れの参考にしていただければと、見どころを紹介する写真の解説に通過時間を書きこみました。わが家は3歳児とゆっくり山歩きしました。
七尾城登山口駐車場
七尾城跡は能登守護の畠山氏の居城で、「日本100名城」にも選ばれているそうです。現在は建物などはなにも残っていないのですが、室町から戦国時代に築かれた国内でも屈指の規模を誇る山城で、「日本五大山城」のひとつでもあるとか。
駐車場にあった地図を見ると、ふもとには城下町があり、山がまるまるお城といった感じでした。私は歴史に明るくないのでアレですが、お城ファンや歴史好きにはたまらなそうな雰囲気です。
自然豊かな場所です。このあたりでトカゲや赤ちゃん蛇を見ました。突然現われて、すばしっこく道を横切っていく姿に、私を含めて子どもたちもかなりビビりました(笑)。歩かれる際は足元に注意してくださいね。
七曲がり
自然の地形を活かして築城された七尾城は、上杉謙信も苦戦させたという、まさに「難攻不落」の山城だったそうです。しかしながら物資など運ぶのは大変だっただろうなー。なんてことを想像しながら頂上を目指すのも楽しいです。
七尾城中心部へ
この日は2022年5月4日。GWまっただ中でした。にもかかわらず、すれ違う登山客も数える程度しかおらず。ということは私たちもマスクを外して山歩き。なにげに穴場のトレッキングルートかも知れません。
七尾城跡に到着
トレッキングするにあたり、いつも下界のコンビニで購入した行動食(サンドイッチやらおにぎりやらバナナやら)を、おのおののリュックに入れて背負っていきます。3歳の次男にももちろん、彼の分は彼に持たせます。
じつは、キャンピングカーで駐車場に行く際、最初に道を間違え、本丸まで徒歩10分ほどの場所にある「本丸駐車場」に向かってしまいました。城跡まではジブンの足でしっかり登りたかったので、そのまま山を下り、登山口駐車場に向かいました。
その判断は大正解。現在、七尾城跡には石垣や曲輪跡が残っているだけです。しかし、駐車場から頂上まで登ってみることで、どれだけ巨大な山城だったかを実感することができました。
七尾城跡アクセス
登山する場合はクルマを「七尾城跡登山口駐車場」に停めると便利です。「七尾城史資料館」を目指すと、道を挟んだ反対側に、真新しく立派な駐車場が見えてきますよ。
七尾城跡(七尾市公式サイト)
https://www.city.nanao.lg.jp/sportsbunka/nanaojoushi.html#gaiyou
所在地:石川県七尾市古屋敷町