キャンドルを自分で作ってみよう
キャンプの夜、雰囲気作りにもってこいのキャンドル。
自分の好きな色や形、香りをつけたキャンドルを作って、キャンプの楽しみを増やしてみませんか?
今回は、キャンプで使えるキャンドルの作り方をご紹介します。とても簡単なので、お友達やお子さんと一緒に楽しむことができますよ。
準備も大変ではないので、キャンプ中のアクティビティとしてもおすすめです!
準備するもの
まずは、自分の好きな色や香りをつけるベーシックなキャンドルの作り方をご紹介します。
準備するものは以下の通りです。
- 鍋or深めのフライパン
- ボウルorアルミ皿
- ろうそく
- キャンドル芯
- 紙コップ
- 割りばし
- 好きな色のクレヨン
- カッターナイフ
- ハサミ
- 好きな香りのアロマオイル
作り方
1.紙コップにキャンドル芯をセットする
キャンドル芯を割りばしで挟み、紙コップの中心にくるようにセットします。
2.つけたい色のクレヨンをカッターナイフで削る。
細かく削るほど溶けやすくなります。
3.ろうそくを溶かす
ろうそくを適当に折ってボウルに入れ、湯せんで溶かしていきます。
ろうそくが溶け始めると、芯の部分である白いひもが出てきます。割りばしで全て取り除きましょう。
4.色をつける、香りをつける
ろうそくが全て溶けて透明な液状になったら、1で削ったクレヨンを混ぜ合わせます。
香りをつける場合は、ここでアロマオイルを10滴ほど混ぜ合わせましょう。
ペパーミント(ハッカ油でも可)、レモングラス、ローズマリー、ゼラニウムなど、虫除けに効果があるアロマオイルを使うと、虫除けを兼ねたキャンドルになるのでおすすめです。
少し冷めてからオイルを混ぜると、本来の香りを失うことなく自然な香りとなります。
5.紙コップにろうを注ぐ
やけどに注意して、ろうを注いでいきます。
6.固まったら完成!
自然に冷まし、完全に固まったら、紙コップを剥がして完成です。
注意すること
作る時
- ろうそくは溶かすことで、とても高温となります。やけどに十分注意しましょう。
使用する時
- 着火時には、芯の周りについたほこりをとっておきましょう。
- 溶けたろうが流れ出るのを防ぐため、キャンドルホルダーなどの中で火をつけましょう。
- 風が吹く場所など、不安定な場所での使用は控えましょう。
応用編
続いて、少し手を加えたキャンドルの作り方を紹介します。
グラデーションキャンドル
2色以上の色を使ってグラデーションをつくります。
先ほどと同じ要領で、好みの色をつけた液状のろうを2色用意します。
1色目を注ぎ入れ、固まらないうちに2色目を1色目の上から流し込みます。
このように行うと、グラデーション色のついたキャンドルができあがります。
マーブルキャンドル
まず、色をつけたろうを、ボウルの中で固めます。
固まったら、ボウルからろうを取り出して適当な大きさに砕き、紙コップに入れます。
その上から溶かしたろうを入れ、軽く混ぜた後、固めてできあがりです。
ジェルキャンドル
名前の通り、ジェル状の柔らかいキャンドルです。
透き通っているので、さまざまな飾りをいれて楽しむことができます。
準備するものは以下の通りです。
- ジェルキャンドル
- キャンドル芯
- ガラス瓶
- 飾り付け用のデコパーツ(砂やガラス製の小物などの不燃性のもの)
- 鍋or深めのフライパン
- ボウルorアルミ皿
- わりばし
作り方
基本の作り方と同様に、わりばしを使ってガラス瓶にキャンドル芯をセットします。
ジェルキャンドルを湯せんで溶かし、紙コップに流し入れます。冷めたら完成です。
飾りつけをする場合は、芯がずれないようにデコパーツをセットしましょう。
ホルダーやランタンで盛り上げよう
キャンドルを使用する際は、キャンドルホルダーやキャンドルランタンを使うとより一層、雰囲気を楽しむことができます。
キャンドルホルダーは、100円ショップでたくさんの種類が販売されているので、いろいろと試してみましょう。
一方、キャンドルランタンはアウトドアショップやネットショップにて、数千円程度で販売されています。持ち運び重視の軽量なものから、重厚な雰囲気のアンティーク調のものまで種類はさまざまです。
キャンドルの形や、出したい雰囲気に合わせたランタンを探してみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
キャンドルの灯りは、科学的にもリラックス効果があると認められています。
癒しを求めるキャンプに最適ですね。
また最近は、キャンドルホルダーやキャンドルランタンのデザインが充実しており、筆者も作ったキャンドルを、どのようにしてキャンプで使おうか、いつもワクワクしています。
ぜひ皆さんも自分好みのキャンドルを作って、キャンプの夜時間を楽しんでください。