炭のまわりに等間隔で並べられた魚は、それだけで美しい。これも計算された串打ちの技があってこそ。川辺のバーベキューでも実践したい「川魚の串打ち術」を川口やな場 男山漁場の綱和彦さんに聞いた。
【串打ち2つのコツ】
●大きなウグイ
魚の頭を手前にして口から串を入れたら、背骨の左の身からW字型に串を刺す。串は皮一枚でひねり、魚から出さないのが川口やな流。
1尾打ち
●小さなウグイ、カジカ
肛門から背中に対し垂直に刺した串を、背骨にそってひねり、頭の後ろに抜く。尾を大きく反らせることで魚の生きの良さを演出する。
(左)小物の2尾打ち、(右)カジカの3尾打ち