愛らしいスタイルの人気モデル第2弾が誕生!
人なつっこい性格で、世界一幸せな動物ともいわれている「クオッカ」。オーストラリアのパース海岸からすぐに位置するロットネスト島に生息しています。そんな動物が車名の由来である軽キャンピングカー「クオッカ」は、ダイハツのハイゼットトラックなかでもパネルバンをベースにした珍しいモデル。
配送や配達などで使用されるパネルバンを架装し、驚きのキャンピングカーに仕立てられています。製造は静岡県にある三島ダイハツで、新車ディーラーでありながらキャンピングカーの製造・販売も行っています。

2人旅仕様の三島ダイハツ「クオッカ」。木製の箱を置いてレイアウトを変更する。
クオッカのデビューは2020年の秋。地元「富士ひのき」を使用したインテリアは山小屋風で居心がいいのはもちろん、「トランスフォーメーションボックス」と呼ばれる木製の箱を組み替えることでさまざまな室内レイアウトにできるのが魅力。夫婦2人旅やペットとの旅などが気軽に楽しめる仕様で、一気に人気となりました。
今回はそんなクオッカに新たに追加されたモデル「クオッカ ワナビー」を紹介していこうと思います。
開発コンセプトは「気ままな1人旅」

三島ダイハツ「クオッカ ワナビー」。乗車定員:2人/就寝定員:1人
クオッカが2人旅を開発テーマにしているのに対し、クオッカ ワナビーは「1人旅」がコンセプト。荷室左側にロングベンチを配し、このベンチ下を収納や電装システムを格納しています。

車内の架装と照明類、上部棚、パレットが基本装備でオプションアイテムも豊富にそろう。
富士ひのきを使うのはクオッカと同じですが、トランスフォーメーションボックスではなく高さの低い「トランスフォーメーションパレット」を新採用。パレットは大中小の3サイズを各2枚搭載し、レイアウトのアレンジが行えるようになっているのが大きな特徴となっています。
このパレットを組み替えることで、ベッドモードをはじめ、オフィスモードやリビングモードなど、さまざまな空間にあっという間にレイアウトが変身。

ベンチとフロアの上にパレットを置いて「オフィスモード」。ひとりの贅沢空間でワーケーションにも最適!

フロアにパレットをセットすれば「ベッドモード」に。ベッドサイズは1850×860mm。
さらに、同じサイズのパレット2枚を使うことで、収納ボックスとしても利用できるので、移動時の収納などにも使えて便利です。

パレットを向き合わせて大・中・小の収納ボックスとしても利用が可能。
軽自動車ベースというコンパクトでありながらもワクワクする空間になっており、LEDライン照明が備わり夜でもゆったりと落ち着けます。また、富士ひのきの香りで癒やされ、自分だけの自由時間が過ごせます。

左右の壁面には開閉式のアクセサリーホルダーを装備することも可能(オプション)。スマホスタンドなどにも利用できる

左右スライドドアやリヤゲート部にはオプションでアクリル二重窓の装着もできる。断熱性も高く、シェードや網戸も付属。

フロントシート後ろに上部収納棚やスポットLEDライトを標準装備。
電装システムの強化や車載エアコンの搭載も可能

車載用DC12Vクーラー(別売り)の装着も可能。室外機はフロア下に搭載し、冷房能力も1800Wとパワフル。
さらにこのモデルには車載用DC12Vクーラーもオプションで用意されており、暑い夏でも快適に過ごせるようになっているのも特徴です。とくにペット旅をする人にはうれしい装備ではないでしょうか。このクーラーを動かすために、200Aリチウムイオンサブバッテリーや充電効率に優れるCTEK走行充電システムも別売りで用意されているので安心。軽キャピングカーでも快適性アップができるようしっかりと配慮されています。

ベンチ下は収納スペースとして活用。オプションで100Ahのリチウムイオンバッテリー2個に走行充電システムの搭載もできる。
ソロキャンプやアクティビティの基地としても活躍してくれる「クオッカ ワナビー」は、ナチュラルテイストのウッドインテリアによる居心地が満点。使い込まれていくひのきの経年変化も楽しめる、長く使いたくなる可愛いらしいモデルでした。
価格は257万9500円〜
問い合わせ:三島ダイハツ 055-987-9133
