意外とイケる!『とうもろこしチヂミ』と『ズッキーニチヂミ』にメープルシロップ
韓国では、梅雨の時期や雨の日に食べたくなる料理としても人気の「チヂミ」。なぜ雨の日にチヂミが食べたくなるのか、その理由は諸説ありますが、雨の音がチヂミを焼く音に似ていることから、雨音からチヂミを連想してチヂミが食べたくなる、ということだそう。
チヂミは、粉を水で溶いた生地に、好みの食材を混ぜ込んで薄く焼いた料理です。チヂミをつけて食べるタレは、酢醬油ベースのタレやコチュジャンベースのタレが定番ですが、今回、とうもろこしのチヂミを作って食べているとき、パンケーキのような味に…。「メープルシロップをかけて食べてもいいかも」と試してみたところ、意外とおいしかったので、メープルシロップに塩少々の食べ方も一緒に紹介します。
【とうもろこしチヂミのレシピ】
【材料】1~2人分
- とうもろこし(缶詰でも可) 1本分
- オーツフラワー(小麦粉や片栗粉など好みの粉) 大さじ3~4
- ベーキングパウダー 小さじ1(なくても可)
- 塩 少々
- 水 50ml
- ごま油 適量
【作り方】
(1)とうもろこしは、皮をむいて包丁などを使って実をそぎ落とします。缶詰を使う場合は汁を取り除いて実をボウルに入れます。
(2)ボウルに粉と塩を加えてまんべんなく混ぜ合わせます。
(3)水を入れてさらに混ぜます。
(4)フライパンに入れた少し多めの油を熱し、油が温まったら生地を焼いていきます。ここでは、小さめのサイズで焼いていますが、まとめて1枚で焼いたあとに包丁でカットしてもOKです。
(5)片面ずつ焦げ目がつく程度にしっかり焼いていきます。片面、焼き色がついたら裏返し少し押し付けるように焼きます。
(6)両面軽く焦げ目がつき、好みに焼けたらできあがりです。
玉ねぎを混ぜてもおいしい
ズッキーニチヂミ、とうもろこしチヂミそれぞれの生地に、玉ねぎのスライスを入れて焼くのもおすすめです。玉ねぎは繊維に沿ってスライスしたものを入れることで甘みが加わって食べやすくなります。玉ねぎの量は、ズッキーニ、とうもろこしの半量くらいが適量です。
【ズッキーニチヂミのレシピ】
【材料】1~2人分
- ズッキーニ 1本分
- オーツフラワー(小麦粉、片栗粉など好みの粉) 大さじ3
- ベーキングパウダー 小さじ1(なくても可)
- 塩 小さじ1/4
- ごま油 適量
【作り方】
(1)ズッキーニはきれいに洗って水けをきっておきます。
(2)ズッキーニはおろし金や包丁を使って千切りにします。
(3)千切りにしたズッキーニをボウルに入れ、塩をして揉み込み、5分ほどおきます。
(4)水分が出たら粉を入れ、まんべんなく混ぜ合わせます。
(5)フライパンに少し多めのごま油を熱し、油が温まったら焼いていきます。今回は、小さめサイズで焼いていますが、まとめて1枚で焼いて、焼き上がり後に包丁で食べやすい大きさにカットしてもOKです。
【チヂミのタレのレシピ】
<メープルソルトタレ>
【材料】
- メープルシロップ 大さじ1/2
- 塩 3つまみほど
<酢醤油タレ>
【材料】作りやすい分量
- 醤油 大さじ1
- 酢 大さじ1
- ごま油 少々
- ごま 適量
ボウルに醤油、酢を入れ混ぜ合わせ、ごま油を少々加えてごまを散らせばできあがりです。
まとめて焼いておいても
チヂミは多めに作ってまとめて焼いて、食べる時にフライパンで温め直してもおいしく食べられます。梅雨の時期、雨音を聞きながら、チヂミを焼く、そんなキャンプの過ごし方はいかがでしょうか。