静寂の中に満ちあふれる、生命の気配。アラスカ・クルーゾフ島の深き森を歩く - 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • 海外の旅

    2017.02.22

    静寂の中に満ちあふれる、生命の気配。アラスカ・クルーゾフ島の深き森を歩く

    森の中をしばらく歩いていると、少し開けた場所に出ました。このあたりは一面の湿地帯で、細いトレイル伝いでなければ歩くこともままなりません。まるで原初の世界の荒野のような光景が続きます。

    「シトカ富士」とも呼ばれる、エッジカム山。美しい稜線を持つその姿をしばらく堪能したあと、ほどほどのところでトレイルを折り返して、岸辺の小屋に戻ることにしました。

    帰り道、気まぐれに流れる雲の隙間から、光の柱が降り注いでいました。こうした光は、「天使の梯子」とも呼ばれますね。

    クルーゾフ島の小屋で過ごした数日間は、僕にとって、何物にも代えがたい貴重な経験となりました。米国の森林局の小屋を借りて寝泊まりすると聞くと、ハードルが高いように感じられるかもしれませんが、事前の手配は旅行会社などに代行してもらうことも可能です。普通に旅していたのではなかなか味わうことのできない、南東アラスカの自然にどっぷりと包まれて過ごす体験をしてみてはどうでしょうか。

    【南東アラスカの旅1】
    【南東アラスカの旅2】
    【南東アラスカの旅3】
    【南東アラスカの旅4】
    【南東アラスカの旅5】
    【南東アラスカの旅6】
    【南東アラスカの旅7】
    【南東アラスカの旅9】

    ◎文/写真=山本高樹 Takaki Yamamoto
    著述家・編集者・写真家。インド北部のラダック地方の取材がライフワーク。著書『ラダックの風息 空の果てで暮らした日々[新装版]』(雷鳥社)ほか多数。
    http://ymtk.jp/ladakh/

    NEW ARTICLES

    『 海外の旅 』新着編集部記事

    鉄道と仲良く並走する(?)珍しいトレイル【プロハイカー斉藤のナショナルシーニックトレイル踏破レポ vol.20】

    2025.04.25

    春~夏にくるツバメはどこに巣作りする?日米での生態の違いは?【動物ドッキリクイズ・その26】

    2025.04.24

    ひとつのトレイルを終え、ひと息つく間もなくさらに前へ【プロハイカー斉藤のナショナルシーニックトレイル踏破レポ vol.19】

    2025.04.23

    いよいよ終盤!C&O運河トレイルで出会った心優しいバイカー【プロハイカー斉藤のナショナルシーニックトレイル踏破レポ vol.18】

    2025.04.21

    カナダ・オンタリオに黄金に輝く水の島があった!

    2025.04.20

    アメリカで初めて会った自分以外のトリプルクラウナー【プロハイカー斉藤のナショナルシーニックトレイル踏破レポ vol.17】

    2025.04.18

    「熱帯果実の王様」ドリアンはトロピカルフルーツ上級編!どんな味?ボルネオで日本の若者が食べたら!?

    2025.04.17

    アメリカ州立公園“初”のアウトドア・サウナへ!ユタ州北部の湖畔で“ととのう”体験

    2025.04.15

    運河沿いのトレイルを歩きながら目にすること、感じること【プロハイカー斉藤のナショナルシーニックトレイル踏破レポ vol.16】

    2025.04.15