手軽にアレンジできるスープを作りたい、そんな方におすすめ!
日本各地には、味噌汁や豚汁のような広く食されているものから、地域に根付いた独自のものまで、汁物が多く存在しています。
筆者は食事の際には汁物を飲む習慣がありますが、キャンプでは毎回凝ったものを作るのが面倒なこともあり、同じようなインスタントのスープを常備するようになっていました。
そんなある時、ふと中華だしとワカメのみで作れる簡単なワカメスープを作ってみることにしました。
手軽に作れることに加え、単なるインスタントスープよりもアレンジが可能なため、キャンプの汁物として最適だと感じました。
1年以上、毎回キャンプでワカメスープを作っている筆者が、ワカメスープの魅力やアレンジ方法をご紹介します。
簡単ワカメスープの作り方
キャンプにおいて、驚くほど手軽に作れるワカメスープ。
まずは、その手軽さを実感していただくために、工程をご紹介します。
まずは、クッカーに入れた水を沸騰させます。熱源は炭火やシングルバーナーなど、その場に応じたものでかまいません。
沸騰したら、小さじ1杯分の中華だしを入れて、溶かします。
0.5g程度の乾燥ワカメを入れ、2〜3分ほどかけて戻していきます。ワカメが完全に戻ったら、完成です。
キャンプで作る際には、中華だしや乾燥ワカメは目分量でも大丈夫です。その場合は、味を確かめながら整えていきます。
最後に、塩コショウを少々入れると味に締まりが出ます。お好みで入れてみてください。
以上のように、工程としては、
- お湯を用意
- 中華だしで味付け
- ワカメを入れる
- お好みで塩コショウを振る
上記の4つのみです。
時間にして10分程度で作れますので、作業が負担になることもありません。
簡単ワカメスープの魅力
簡単で手軽に作れるのは、このスープの1番の魅力です。
しかし、キャンプで実際に作ってみると、それ以外にも多くの魅力があることを実感します。
量に制限がない
1つ目は、量に限りなく飲めるということ。
スープに限らず、キャンプでは食材が足りなくなってしまうことがよくあります。
筆者もBBQの際のお肉やお酒など、「もう少し買っておけばよかった」と後悔することが少なくありません。
しかし、食材を買いすぎて食べきれず、無駄にしてしまうのも、避けたいところ。
簡単ワカメスープは、中華だしとワカメという、軽い材料しか使わないため余分に持って行っても負担になりにくい上、長期保存ができるため使わない分を持って帰ることができます。
筆者は、キャンプでこのワカメスープを2杯以上飲むことがあります。
飲みたい分だけ、かつ量を気にせず飲めるのは、非常に便利な点だと感じます。
コスパが良い
魅力の2つ目は、コスパの良さです。
200mlに対して、中華だし2.5g、乾燥ワカメ0.5gを使用します。
標準的なサイズの中華だし1つと乾燥ワカメ1袋で、20杯以上のスープが作れます。
材料費は20杯で500円前後なので、1杯だと約25円。
なるべく費用を抑えてキャンプを楽しみたい方には、おすすめです。
おすすめアレンジレシピをご紹介!
シンプルな味のワカメスープは、毎回飲んでいても、飽きることはありません。
しかし、違う味わいを楽しみたいという日もあるかと思います。
ここでは、実際に筆者が行なっている、簡単なアレンジメニューをご紹介します。
ごま油を入れて、風味豊かに
ごま油を入れることで、風味がより豊かになります。
簡単かつ味もよしで、筆者の1番好きなアレンジ方法です。
卵を入れて「たまごスープ」
たまごの味と食感をプラスすることで、より満足感の高いスープに仕上がります。
小腹がすいたときにおすすめです。
お米を入れて「クッパ風」
お米を入れてクッパ風にしても美味しく食べることができます。
クッパを作る際にも少量のごま油を入れると、さらに美味しくなります。焼肉の〆にも最高ですよ。
簡単で、アレンジも楽しめるワカメスープ!
キャンプでの食事スタイルは、十人十色です。
皆でBBQを楽しんだり、時間をかけて料理に集中したり、事前に仕込みを行っておいて当日は時短をするなど、様々なスタイルがあります。
筆者はキャンプの際は、なるべく手間なく食事をしたいと考えており、スープにもそのこだわりを求めた結果、簡単に作れるワカメスープに行き着きました。
もちろん、凝っているとは言えないスープですが、筆者にとっては「一汁三菜」の一汁として、キャンプの食事をより充実させてくれるメニューです。
毎回のスープを迷っている方は、ぜひ試してみてください。