僕の靴の基本は、暑い時季ならばサンダル、寒い時季ならばブーツかスニーカー。このなかで、もともと「濡れてもいい」という前提のサンダルと、構造上「防水性が高い」ブーツに対し、スニーカーは水濡れに弱く、雨や雪の日は履くのを躊躇する。
だが、このスニーカーは「濡れてもいい」サンダルで有名なテバの最新作で、「防水性が高い」という新機軸なのだ。
ベクトルが反対方向にも思えるが、「水に強い」という意味では同じ。濡れた場所でもソールは滑りにくく、アッパーにネオプレーン、ライニングに防水透湿素材を使っており、フィット感と透湿性も極上だ。
EVAとラバーを混合して作られたソールは非常に柔らかく、クッション性は上々。一方でつま先とかかとはラバーで耐摩耗性を強化。