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    2017.01.11

    【アウトドア好きのクルマ選び】 トヨタのコンパクトSUV『C-HR』に乗ってみた!

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    記者・櫻井と編集・沢木による試乗レポート。今回は、「トヨタ/C-HR」編です。

     昔はSUV=ゴツいクロカン系ばかりだったのに、今やスタイリッシュなコンパクトサイズが主流ですね。
     その先駆けといえるのが、1994年に登場したトヨタの初代RAV4。まもなく発売されるC-HRは、実質的な後継モデル。
     初代RAV4も個性的だったけど、こちらもインパクトがありますね~!
     全体のスタイリングはシンプルだけど、大胆な面と線で構成されているところは、現行型プリウスに通じるものがあるね。そもそも車体の下回りやサスペンションなどはプリウスのものをベースにしているから。
     プリウスのSUV版?
     そう。だけど、専用パーツもたくさん使うなど、すごく手間をかけて作ったな~という印象。

    フロントマスクは力強く、ルーフラインの後 端が低いスポーツカー風のデザインだ。反面、 後席の窓が小さく、開放感は△。最小回転半径 は5.2mで、狭い場所での切り返しは楽。

    フロントマスクは力強く、ルーフラインの後端が低いスポーツカー風のデザインだ。反面、後席の窓が小さく、開放感は△。最小回転半径は5.2mで、狭い場所での切り返しは楽。

    ●40:60分割可倒式の後席を片側たたんだ状態。ふたり用と割り切れば十分な容量だ。

    40:60分割可倒式の後席を片側たたんだ状態。ふたり用と割り切れば十分な容量だ。

    沢 その成果は乗り心地の良さに出てましたね。
     うん。ボディー剛性が高くて足回りがしなやかだから、路面のデコボコをうまく吸収してくれる。そして、下りの急カーブでもふらつくことはなく、狙った方向にすっと曲がっていく。 
     ハイブリッド車を含め、エンジン音が気になったことを除けば、すごく上質で気持ちよかったです。
     1クラス、いや2クラスは上の出来栄えだね。

    操作パネルをドライバー側に向けてレイアウト。

    操作パネルをドライバー側に向けてレイアウト。

    Aピラーが細く、視界は良好。路面の衝撃をうまくかわす上質な乗り心地はクラス随一。長旅でも疲れにくい。

    Aピラーが細く、視界は良好。路面の衝撃をうまくかわす上質な乗り心地はクラス随一。長旅でも疲れにくい。

    沢 ラゲッジもまずまずの広さでした。
     ふたりなら余裕、3人でも後席の片側をたためばぎりぎり積める。ハイブリッド車はバッテリーを床に積んでいるけど、広さはほとんど犠牲になってない。

     

    開口部上方の傾斜がきついので、高さのある荷物は積みにくい。フックは4か所。

    開口部上方の傾斜がきついので、高さのある荷物は積みにくい。フックは4か所。

     ガソリンエンジン車とハイブリッド車、どっちがおすすめでしょう? 仕事や家族の送り迎えで短い距離を毎日乗るなら、より静かで燃費のいいハイブリッド車がいいかと。
     同感。ただ、高速走行ではハイブリッド車とはいえ、ほとんどエンジン駆動になるから、遠出メインならガソリンエンジン車でもいいと思う。あと、価格はプリウスとそんなに変わらないはずなので、上級グレードでも割高感はない。長く乗るなら快適装備は充実していたほうがいいね。
    沢 それに、しっかり作られたクルマは長く乗ってもへたりが少ないですもんね。
     そして十分乗ったころには、個性的なデザインも平凡に思えるはず(笑)。

    「トヨタ/C-HR」117-2117-3¥2,516,400~(税込)

    ◎お問い合わせ先/トヨタ
    (フリーダイヤル)0800-700-7700 
    http://toyota.jp

    ※写真のC-HRはプロトタイプです。
    ◎構成/櫻井 香 撮影/見城 了

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