海辺や浜辺にあるキラキラの宝物、シーグラス。
探そうと思っても見つからない事が多く、偶然発見できたときには大人も子どもも思わず大喜びしてしまいます。
今回は子どもと一緒に楽しめる、シーグラスを使った簡単キャンドルホルダーの作り方をご紹介します。夏の自由研究や工作課題としてもおすすめですよ。
シーグラスとは?
シーグラスとは、海辺や浜辺に落ちている、カラフルな小さなガラス片のことです。
長い年月をかけて水流にもまれているため、角が落ちて丸くなっているのが特徴です。
よく見かけるのは、もともは飲料用の瓶であったと思われる、緑、透明、茶色、ブルーのシーグラスです。一方、赤、グレー、紫などのシーグラスは珍しく、希少価値が高いと言われています。
一度にたくさんのシーグラスを見つけることは、なかなか難しいです。
外遊びをするたびに探し、ある程度の量が集まったら、下記の手順でシーグラスキャンドルを作ってみましょう。
少ししかシーグラスが見つからなかった場合には、100円ショップをのぞいてみるのもいいでしょう。拾ったシーグラスと、お店で販売されているシーグラスを混ぜて使ってみましょう。
シーグラスキャンドルの作り方
作り方はシンプルなので、小さいお子さんとも一緒に楽しめます。ただ、小さいお子さんと作る場合は材料を口に入れないように、よく見てあげながら行なってくださいね。
材料は、100円ショップで購入できるものばかり。低コストでオリジナル作品が作れるところも嬉しいですね。
材料
- シーグラス
- 紙粘土
- 空き瓶
- 速乾ボンド(今回はボンドGクリヤー速乾を使用)
あると便利なもの
- 粘土板
- 粘土用ローラー(調理用ラップの芯にラップを巻き付けたもので代用可)
- 粘土用ヘラ
作り方
STEP1 紙粘土を伸ばす
空き瓶の側面にぐるっと一周できる長さになるまで、紙粘土を伸ばします。粘土用ローラーを使うと、厚みが均一になり、きれいに仕上がります。
STEP2 紙粘土を瓶に巻き付ける
伸ばした粘土の上に空き瓶を乗せ、ゆっくりと転がしながら、瓶の側面に粘土を貼り付けていきます。
巻き終わりは、粘土用ヘラで粘土を切りましょう。
切ったら切り口を指で抑え、馴染ませます。
瓶の口部分と底部分に、余った粘土を貼り付け、指で馴染ませます。
STEP3 シーグラスを紙粘土に貼り付ける
粘土を貼り付けた瓶の側面に、シーグラスをギュッと押しつけてくっつけていきます。
シーグラスが全体にまんべんなく行きわたるように、間隔をあけて貼り付けましょう。
STEP4 一晩おいて乾燥させたら完成
シーグラスを全て貼り付け終わったら、あとは一晩乾かすだけ。
一日かけてしっかりと乾かしてから使います。
完成後、中にキャンドルを入れて灯してみます。
すると子ども達も、次のキャンプにはこれをランタンとして持っていきたい!と大喜びすることでしょう。
シーガラスが取れてしまう場合の対処法
ギュッと粘土に押し付けつけたはずのシーグラスが、完成後にポロリと取れてしまうことがあります。
そんな時は、速乾性のあるボンドを使って接着しましょう。
水辺での思い出を形に残そう
シーグラスは、見つけただけで幸せな気分に浸れる、海からの贈り物です。
この夏、子どもも大好きな粘土を使って、思い出を形として残してみませんか。