「山も海もツアーも旅も、ヴァナゴン1台でこなします」とは、木こり、サクラエビ漁師、ラフトガイドの三足のわらじを履く佐野文洋さん。
「家は代々の林業家。ところが僕はウインドサーフィンのプロになっちゃった。プロ引退とともに地元でラフティングの会社を立ち上げ、その後、林業と親戚のやっていた漁業も継ぐことになったんです」
出漁の可否を漁協が決めるのはお昼過ぎ。その時刻まで、佐野さんはヴァナゴンで山に入って木を伐り、出漁となれば急いで山を下りて船を駆る。

本国仕様のため左ハンドル。助手席はぐるっと回して、後ろ側に向けることもできる。

ポップアップする屋根は、VWなどをキャンパーにする「ウエストファリア」社仕様。