’89年にアメリカで開催されたマウンテンバイク世界選手権(当時はアメリカの協会が主催)のトライアル種目で優勝。17歳だった柳原さんは、一躍スターに。その後、’90年代は日本を代表するダウンヒルとスラロームの選手として、国内外を転戦し、いくつものトロフィーを手にした。
「当時、スポンサーが用意してくれた移動用のミニバンが、ビッグサイズのアメ車(Gバンとアストロ)だったんです。イメージ優先のクルマだから、個人所有には大きすぎます。自分が買うなら必要最小限のクルマと思い、ステップワゴンを選びました」
柳原さんが、現在も乗り続けるホンダ/ステップワゴンの初年度登録は’99年。なんと16年も乗り続けている。
「このクルマを選んだ理由はデザインとサイズ。スクエアな感じが気にいったんです。今も昔も遠征は基本ひとりなので、後部席は取り外し、荷台として使っています」