クルマが大好きなラジオパーソナリティのピストン西沢さんによる本誌・不定期連載をBE-PAL NETでもお届け。第一回はゲストにたけだバーベキューさんを迎え、キャンピングカー(キャブコン)の魅力をレポートします。
ピストン西沢さん
東京でレンタルできるキャンピングカーを2台試し乗り。こいつらを安全かつ上手に運転する方法とは? 押さえるべきポイントをボクが解説する!
ゲスト たけだバーベキューさん
初めてキャブコンに乗るのに押さえるべき運転ポイント
キャブコンに乗る際、最も心配する点は、運転技術。普通車と同じ感覚で走るとびっくりすることも多い。だけど、注意するところに気を付ければじつは難しくはない。まず、高速道路では横風に注意。「早く走るトラックが通ると想像以上にハンドルが取られますね」とたけだバーベキューくんも驚いていた。キャブコンは大きなトラックに追い越されるだけで簡単にふらつく。が、そんな場合は軽くアクセルを踏むと煽られにくくなる。大前提として、クルマは加速も減速もしない状態が一番安定している。怖くてアクセルを離すとかえって危ないのだ。追い越そうとするトラックとの距離を随時確認するといいだろう。
左に曲がる際は大回りで。普通車と同じ感覚で曲がると、後ろに乗る人は車酔いしてしまう。交差点でゆっくりスピードを落とした後は、ハンドルを切りながら加速しない程度にアクセルを踏む。これで揺れがなくなり、後ろに乗る人は酔いにくくなる。ブレーキもアクセルを離して空走してから踏むといいぞ!
試しに乗るならこの2台!
ファミリー向けのTYPE Wです!
クレソンジャーニー/エボライト3
人気のトラックベースで、新車だと1,000万円以上もする豪華なキャブコン。とにかくひと通りの電器がそろっているため、土地さえあれば住めるぞ(笑)。
ラグジュアリーな内装に驚き!
RVトラスト/TR500 C-LH
ハイエースベースで運転しやすく、中は家族4人で十分に収容でき、ゆったり泊まれる。4駆で冬はスタッドレスを履くから、年間通してアウトドアで楽しめる。
秋の長期休暇に!
キャンプで使う際の注意点は?
皿やBBQ道具など、ガチャガチャしたものは、新聞をまるめて緩衝材にして、箱に詰めると、走行中のうるさい音がなくなる。肝心なのは運航に余裕を持つこと。急いでも大して変わらないし、安全第一でゆっくりね。
都内でおすすめのレンタルショップ
アルビ世田谷
住所:東京都世田谷区玉堤1-23-3
電話:03(6432)2894
営業時間:9:00~18:00
定休日:不定休
HP:https://elmonterv-japan.com/jprental/
キャンタル世田谷店
住所:東京都世田谷区上野毛4-39-7
電話:03(5797)9400
営業時間:10:00〜19:00
定休日:不定休
HP:https://cantal.jp/
※構成/ピストン西沢
(BE-PAL 2022年6月号より)