クーラーボックスはシンプルでデザイン性の高いものは少ないと思っていませんか?しかし、世の中にはおしゃれなクーラーボックスが多くあります。デザイン性の高いクーラーボックスを12個紹介します。キャンプサイトをよりおしゃれにしましょう。
おしゃれなクーラーボックスの選び方
お気に入りのクーラーボックスを購入するには、選び方が重要です。クーラーボックスを選ぶ際に注目すべきポイントを4つ紹介します。
「ハード」or「ソフト」タイプで選ぶ
クーラーボックスのタイプは、「ハード」と「ソフト」の2種類があります。それぞれ長所や短所があるので、用途に合ったタイプを選びましょう。
「ハードタイプ」は本体が樹脂でできており、頑丈な点が特徴です。保冷力が高く、重ね置きしたり上にものを置いたりしやすいので、使い勝手は良いでしょう。一方で、スペースを取りやすく、重量があるモデルが多いのはデメリットといえます。
「ソフトタイプ」は柔らかい素材でできており、形を変えやすいのでかさばりにくいのがメリットです。使わないときは小さく折りたためるため、邪魔にならないのもポイントです。ただし、保冷力はハードタイプに劣る傾向にあります。
保冷力とかさばりにくさのどちらを重視するかで選ぶべきタイプが決まります。
用途に合ったサイズを選ぶ
キャンプをする人数や宿泊日数に応じて、過不足がないサイズを選ぶことも重要です。クーラーボックスの一般的なサイズは20〜30Lといわれています。
また、15〜30Lのタイプは2人までの小規模のキャンプにおすすめです。クーラーボックスには保冷剤を入れるのが通常なので、小さめのサイズでも少し余裕を持たせておくと失敗しにくいでしょう。
さらに、40〜50Lの大きいサイズは、4人程度でのキャンプに向いています。大量の食材や飲料を保冷したい場合は、保冷剤を多く入れる必要があるので、大きいサイズが活躍します。
ただし、大きいサイズほど持ち運びやすさも気にしなければなりません。ハンドルやキャスターが付いているものを選ぶか、別で用意するといった工夫が必要でしょう。
デザインで選ぶ
おしゃれなものを探すなら、デザインは要チェックです。多くのクーラーボックスは四角い形状をしていますが、中には丸みのあるモデルも存在します。
丸みのあるデザインは、ナチュラルテイストによく合います。丸い形状のモデルは数が多くないので、周りとは違う雰囲気を出したい人におすすめです。カラーはカーキやベージュなどのアースカラーが向いています。
アウトドア感を出すなら、ヴィンテージテイストもおすすめです。シンプルな中にかっこよさがあり、金属製の留め具ならさらにレトロな雰囲気を持っています。
コスパで選ぶ
クーラーボックスは決して安い買い物ではないので、コスパも見逃せないポイントです。
『コスパが良い』とは、値段の割に機能性が高いことを指します。一般的に、価格が1万円以下で機能面も並以上であれば、コスパが良いといえるでしょう。
また、1泊程度のキャンプでは何日も保冷できるようなハイスペックなクーラーボックスは必要がありません。この場合、半日程度保冷できて、なおかつ価格も抑えめのものを選ぶこともコスパの良い選び方といえます。
とはいえ、安いだけのものを購入したけれど、耐久性が悪かったり保冷性能が低かったという事態は避けたいもの。機能面と価格、そしてデザインとバランスを見て選ぶことが重要です。
ハードタイプのおしゃれなクーラーボックス
ハードタイプのおしゃれなクーラーボックスを3つ紹介します。どれもスペックとデザイン性が高いものばかりです。
オルカ「キャンプ ハードクーラー」
アメリカ生まれの、55Lの大容量クーラーボックスです。密閉性が高く、氷を最大10日間保冷するといわれるパワーが魅力です。
見た目の通り、本体は丈夫にできており、簡単には壊れないでしょう。この頑丈さの秘密は、ロトモールドと呼ばれる成形方法にあります。
ロトモールドとは、金型を回転させながら成形することで、つなぎ目のないシームレスなボディに仕上げる製法です。この一体型の設計により、長期間ずっと使っても壊れにくくなっています。
背面には小物が収納できるバックポケットが付いている点も便利です。重量は約16kgと重めなので、キャスターを用意するなど持ち運びには工夫が必要です。
コールマン「54QT ステンレススチールベルト」
容量51Lのスチール製クーラーボックスです。スチールがレトロな雰囲気を出しており、少しキズが付いても、むしろ味が出ておしゃれでしょう。ステッカーを貼って自分なりにアレンジするのも楽しいかもしれません。
トップとボディには厚さ3cmの発泡ウレタンが入っており、保冷性も抜群です。
2Lのペットボトルが縦に入るサイズで、中に大量の氷を入れて飲み物を冷やすのもおすすめです。別売りの折りたたみスタンドもあると、使い勝手が向上します。
ペトロマックス「ウルトラパッシブクーラー 50L」
ランタンで有名なペトロマックスが販売しているクーラーボックスです。
容量は50Lと大人数や連泊でのキャンプにも対応できます。断熱壁の厚さは4cmで、保冷剤を入れることで最大12日間の保冷が可能です。
持ち運びや車載面にも配慮がされており、ふたの上部にはひもで固定しやすいよう左右に溝が入っています。ふた上部と底には滑り止めが付いており、座ったときや傾斜に置いたときにもずれないよう工夫がされています。
ドレインホール付きで、溶けた水を排出することで保冷時間を延ばすことも可能です。デザインもスタイリッシュで洗練されています。
ペトロマックス
ウルトラパッシブクーラー 50L
外寸サイズ : 幅58×高さ45×奥行40cm内寸サイズ : 幅35×高さ29×奥行24cm重量 : 10.7kg
ソフトタイプのおしゃれなクーラーボックス
ソフトタイプでおしゃれなクーラーボックスを3つ紹介します。持ち運びのしやすさや、収納性にも注目しましょう。
YETI「ホッパーフリップ18」
缶の2倍の氷を含めて、350mL缶が20本入る大容量のクーラーボックスです。
ショルダーハンドルが付いているので、持ち運びもしやすくなっています。ソフトタイプながら防水性の高い頑丈な素材を使用しており、保冷性も高いことが特徴です。
口が大きく開くので、中のものを取り出しやすく便利です。防水ファスナーを採用することで、空気や水を漏らさず、防水性も備えた万能なクーラーボックスといえます。
カラーは4色展開で、見た目には高級感があります。
AO Coolers「36パック キャンバス ソフトクーラー」
厚み1.9cmの断熱材と高密度の気泡フォームを採用しており、氷なら外気温49度Cの中で約24時間維持できるほどの高い保冷力を発揮します。
容量は34Lと大人数でのキャンプでも安心のサイズです。9kgの氷と350mL缶を36本が一度に入れられるサイズ感です。
口は大きく開くので出し入れも簡単なのも便利でしょう。重量も約1.6kgとクーラーボックスの中では軽量で、持ち運びも負担になりにくくなっています。
ボストンバッグのような見た目をしており、スポーツシーンにもよく合うでしょう。
ベアボーンズ「ソフトクーラー ランブラー」
リュックのようなデザインがおしゃれなクーラーボックスです。容量は17.5Lで、350mL缶が約20本入るサイズ感です。背負って運べるため、両手があき他の荷物も運びやすくなっています。
ファスナーはボトルオープナーも兼ねており、瓶ビールなどを持っていくときにも活躍します。ライナーは抗菌仕様で、取り外しが可能です。
一目ではクーラーボックスとわかりにくく、持っていけば周りを驚かせるでしょう。
おしゃれな小型クーラーボックス
ちょっとしたアウトドアやお出かけに持っていくのに最適な、小型のクーラーボックスを3つ紹介します。
1泊2日程度のキャンプでも十分使えるものもあるので、荷物を少なくしたい人にもおすすめです。
AO Coolers「ランチクーラー」
容量5.7L、開口部がシンプルなクーラーボックスです。1泊2日のソロキャンプ や、ちょっとしたお出かけに最適です。ランチボックスを入れるのにも向いているため、使い道は幅広いでしょう。
500mLのペットボトルを縦に6本程度入れられるサイズで、口の巻き具合を調節することで高さの調整もできます。
使わないときは小さく折りたたんで収納できるので、邪魔になりにくく少人数でのアウトドアでも便利です。生地には丈夫なキャンバス生地を使っているので、耐久性も高く長きにわたって使えるでしょう。
キャプテンスタッグ「モンテ ハンディクーラー13L」
シンプルな設計がおしゃれなクーラーボックスです。ベージュカラーが周囲になじみやすく、ほかのキャンプギアと合わせやすいでしょう。本体はスチールでできており、アウトドアにはぴったりです。
ふたを完全に外せるので、中身の出し入れがしやすくなっています。食事のときには、中に氷とドリンクを入れて冷やしておけば、誰でもサッとドリンクを手に取れるでしょう。
小規模のキャンプでもおしゃれさを出したいときに最適なアイテムです。
キャプテンスタッグ
モンテ ハンディクーラー13L
製品サイズ:(約)幅345×奥行235×高さ360mm(ハンドルロック時)製品重量:(約)2.9kg実容量:13L
スタンレー「クーラーボックス 15.1L」
容量15.1Lのハードタイプのクーラーボックスです。350mL缶を約21本収納できるサイズです。2Lのポットボトルは、横向きに収納できます。
クーラーボックスらしい見た目ながら、スタイリッシュなデザインが目を引き、ほかとは違う雰囲気が感じられます。ふたには取り外し可能なゴムロープが付いており、荷物の固定が可能です。
本体だけでなくふたにも断熱材が使用されているので、保冷力は抜群です。留め具は少ない力でも開きやすく設計されており、子どもでも使いやすいでしょう。大型のクーラーボックスのサブとしても活躍します。
スタンレー
クーラーボックス 15.1L
サイズ: (外寸)幅42×高さ28.5×奥行31cm、(内寸)幅32.4×高さ20.8×奥行22.4cm 重量: 3,000g 容量: 15.1L
機能性に優れた高コスパのおしゃれクーラーボックス
機能性もさることながら、安価に手に入れられるおすすめのクーラーボックスを3つ紹介します。
とにかく価格を重視する人や、それなりの価格である程度の保冷力を求めている人は要チェックです。
ロゴス「ハイパー氷点下クーラーM」
1万円以下で購入でき、専用の保冷剤と併用することでアイスクリームを約13時間保冷できる、価格と性能のバランスが良いクーラーボックスです。
容量は12Lで、350mL缶16本、もしくは500mLのペットボトルが12本入るサイズ感です。一泊程度のキャンプなら申し分がないスペックでしょう。
フロアフォームを取り外すことで、コンパクトに収納できる点もポイントです。ソフトタイプながら、シェルプロテクト構造によって衝撃にも強く、耐久性も高いといえます。
コールマン「エクストリームホイールクーラー 50QT」
大人数や連泊にも対応できる大容量の約47Lながら、1万数千円程度で購入できるクーラーボックスとして活躍します。約5日の保冷力を誇ります。
重量は6.3kgと持って運ぶには重いですが、キャリーハンドルが付いているので持ち運びも楽です。ふたの四隅はカップホルダーになっており、水切りもできるので使い勝手は良いでしょう。
コールマン
エクストリームホイールクーラー 50QT
サイズ:約58×46×45(h)cm、ハンドル使用時/約58×46×106(h)cm 重量:約7kg 容量:約47L
ホールアース「MINI COOLER 6」
数千円程度と低価格なクーラーボックスで、とにかく価格を重視する人におすすめです。容量は5Lで、500mLのペットボトルが2本、350mL缶なら6本入る小ぶりなサイズですが、日帰りのアウトドアなら十分でしょう。
天板は反転させるとボトルホルダー付きのテーブルに変身します。ちょっとしたレジャーやスポーツ観戦などに最適です。重量も約930gなので持ち運びも苦になりません。カラーはオリーブとベージュの2色です。
まとめ
クーラーボックスではおしゃれさを出せないと思っている人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。機能性とデザイン性を兼ね備えたクーラーボックスを12個紹介しました。現代風のスタイリッシュなものからレトロな雰囲気があるものまでさまざまです。
クーラーボックスは2種類のタイプに分かれ、サイズは千差万別なので、用途に合ったものを選ぶのがポイントです。
コスパを重視する人は、1万円を基準にして選ぶことをおすすめします。ぜひお気に入りのクーラーボックスを見つけてみましょう。