ユニフレームのライスクッカーとは
金物で有名な、新潟県燕市発祥のアウトドアメーカーであるユニフレームの「fanライスクッカーDX」(以下、ライスクッカー)を使うと、初心者でも簡単に美味しいご飯を炊くことができます。
お米を炊くときに難しいのが火加減ですが、ユニフレームのライスクッカーは「カタカタ」とフタが動いて、火を弱めるタイミングを音でお知らせしてくれます。そのため、初心者でも火加減を失敗しにくいのです。
さらに、ユニフレームのライスクッカーは厚さ2mmのアルミニウムでできています。
※小さいサイズのライスクッカーミニDXは厚さ1.5mmのアルミニウムでできています。
軽量で薄いアルミニウムは熱伝導が良く、鍋の底部から上部まで均等に熱を伝えてくれるため、誰でもふっくらと美味しいご飯を炊き上げることができます。
今回は、そんな使い勝手の良いユニフレームのライスクッカーを使った、具材と一緒に炊き込む「待つだけ簡単アレンジご飯」を3つご紹介します。
基本の炊き方
ユニフレームのライスクッカーの基本的な炊飯方法は、以下のとおりです。
- 材料をライスクッカーに入れて蓋をし、中火〜強火で火にかけます。
- 蓋が「カタカタ」と音を立てたら弱火にします。
- 湯気が出なくなったら火からおろし、5分ほど蒸らします。
- 完成です。
お米の多さにもよりますが、20分ほどで美味しいご飯が炊き上がります。
美味しく炊くコツはカタカタと音がなって弱火にした後、湯気がなくなるまでじっと我慢して待つことです。
そうすることで余分な水分をしっかり飛ばすことができ、ご飯の一粒一粒がふっくらとして、美味しいご飯が炊けるのです。
アレンジ1.コーンご飯
甘味のあるコーンを一緒に炊き上げると、子どもにも大好評の味に仕上がります。
材料(3〜5人分)
- お米 2合
- 水 2合分より少し多い程度
- 酒 大さじ1
- 塩 小さじ1
- トウモロコシ 1本
- バター お好みで(10〜20gほど)
作り方
2合分の洗ったお米とお水、酒、塩をライスクッカーに入れます。
トウモロコシは皮をむき、包丁で芯から実を外します。芯は縦に2等分します。いずれもクッカーに入れましょう。
芯にはグルタミン酸などの旨み成分がたくさん含まれています。
芯を丸ごと入れることで、それらの旨み成分がご飯まで染み込みます。
コーン缶などを使用して芯を入れずに炊くこともできますが、芯を入れた方がトウモロコシならではの甘みや香りがご飯に染み渡ります。
そして、「基本の炊き方」で炊きます。
炊き上がったら、トウモロコシの芯を除き、バターを加えます。
全体を軽く混ぜ合わせて完成です。
トウモロコシ本来の甘味とバターの風味が合わさった、子どもから大人まで幅広い層に人気のご飯です。
我が家では粗熱が取れたら、おにぎりにします。
小腹が空いた時に食べることができ、いつもあっという間に無くなります。
アレンジ2.シーフードピラフ
続いて紹介するレシピはシーフードピラフです。
このレシピで使うシーフードミックスは、カットが少し大きめのものであっても、柔らかく炊き上がります。
イカやエビなど少し歯ごたえがあるものでもユニフレームのライスクッカーで炊くことで、熱がしっかり伝わり、中まで火が通るのです。
筆者はシーフードミックスを小さくカットしていたこともあったのですが、炊き上がりの際にシーフードミックスが崩れてしまうこともあったので、大きめカットがオススメです。
材料(3〜5人分)
- お米 2合
- 水 1.5合分よりすこし少ない程度
- 酒 大さじ3
- 冷凍シーフードミックス 150gほど
- 人参 1/2〜1本
- 玉ねぎ 1/2〜1個
- コンソメ 固形1/2個 または 顆粒小さじ1
- バター お好みで(10〜20gほど)
作り方
シーフードミックスは解凍し、水気を切っておきます。
2合分の洗ったお米、水、酒をライスクッカーに入れます。
玉ねぎと人参はみじん切りにします(お好きな野菜でも代用できます)。
みじん切りした野菜、シーフードミックス、コンソメをクッカーに加えます。
この状態で、「基本の炊き方」で炊きます。
炊き上がったら、熱々のうちにバターを加え、全体を混ぜ合わせて完成です。
子どもには野菜をたくさん食べてもらいたいので、いつもたっぷり野菜のピラフを筆者は作っています。
アレンジ3.カオマンガイ
大人が楽しめる味付けのレシピです。
生姜やにんにくを使用するので、苦手な場合には量を減らすなどで調節するといいでしょう。
美味しく炊くコツは、ネギの青い部分を入れることです。
こうすることでお肉の臭みをとってくれ、お肉のジューシーな香りを引き立ててくれます。
ご飯の材料(3人分)
- お米 2合
- 水 2合分より少し多い程度
- 鶏もも肉 1枚(大きめがオススメ)
- 鶏ガラスープの素 小さじ1
- おろし生姜チューブ 5cmほど
- おろしニンニクチューブ 5cmほど
- 塩胡椒 少々
- 長ネギ(青いところ) 1〜2本分
ソースの材料(3人分)
- 長ネギ(白いところをみじん切りにしたもの) 1〜2本分
- おろし生姜チューブ 5cmほど
- 醤油 小さじ2
- 砂糖 小さじ1
- 味噌 小さじ1
- レモン汁 小さじ1
- ごま油 大さじ1
- 水 大さじ1
作り方
2合分の洗ったお米、水、鶏がらスープ、生姜チューブ、ニンニクチューブ、塩胡椒をライスクッカーに入れて、よく混ぜ合わせます。
鶏もも肉はフォークで10箇所ほど穴をあけてから、クッカーに入れます。
鶏もも肉の上にネギの青い部分をのせます。
「基本の炊き方」で炊きましょう。
炊き上がったら、ソースの材料を混ぜ合わせ、切り分けたもも肉の上にかけます。
お肉とスパイスの味が染み込んだ、とても美味しい一品です。
ライスクッカーで時短ご飯を楽しもう
子どもを連れたファミリーキャンプの時や、すぐに朝ごはんを作りたい時などに、このライスクッカーは大活躍します。
材料さえ揃えれば、待つだけで簡単にアレンジご飯が楽しめますので、みなさんぜひ試してみてくでさい。