大さじ×3のオイルで揚げ焼きに。餃子の皮で作る「お手軽サモサ」
サモサは、インドでおやつとしてよく食べられている料理のひとつ。じゃがいもや豆を数種類のスパイスで風味づけしたものに、小麦粉、塩、水で作った生地で三角錐状に包み、油で揚げた料理です。アウトドア、キャンプでも手軽に作れるように、生地は市販の餃子の皮を使って、少量の油で揚げ焼きにするレシピを紹介します。
サモサに使用する豆は、グリーンピースが定番ですが、今が旬のいんげんと枝豆を使って作ってみました。好みの豆を使ってください。
【サモサのレシピ】
【材料】12個分
- 餃子の皮(大判) 12枚
- じゃがいも 小4個くらい
- たまねぎ 小1/2個
- いんげん 5本
- ゆで枝豆 24粒程度(サモサひとつに2粒入れた場合)
- しょうが 1片
- にんにく 1/2片
- クミンシード 小さじ1/2
- ターメリック 小さじ1/2
- ガラムマサラ 小さじ1
- クミンパウダー 小さじ1/2
- コリアンダーパウダー 小さじ1/2
- カイエンペッパー 少々
- 塩 適量
- オリーブオイル 大さじ3(揚げ焼き用)、大さじ1/2(炒め用)
- ケチャップ(好みで)
- パクチー(好みで)
- レモン(好みで) 1/2個
【作り方】
<下準備>
- じゃがいもはさいの目に切り、水にさらして水けをきっておきます。
- 玉ねぎ、にんにく、しょうがはみじん切りにします。
- スパイス(パウダー)はすべて合わせておきます。ない場合は、カレーパウダーでOKです。
- レモンは、くし切りにします。
(1)鍋に、クミンシードとオリーブオイルを入れて弱火で炒めます。
(2)クミンシードの周りが泡立ちはじめたら、みじん切りにしたにんにくとしょうがを加えて香りが立つまで炒めます。
(3)(2)に玉ねぎを加えて炒めます。
(4)玉ねぎが透き通ってきたら、じゃがいもといんげんを加えて軽く炒め、大さじ3(分量外)の水を加え、やわらかくなるまで蓋をして弱火で炒め煮にします。
(5)(4)に合わせておいたスパイスと塩を加えて味をととのえ、ボウルなどに入れて粗熱を取ります。
粗熱を取っている間に、スキレットを洗い、油で揚げ焼きにする準備をしておきましょう。スパイスを使った料理をしたときには、スキレットはすぐに洗うようにします。湯に重曹を入れると臭いや着色をきれいに落とすことができます。
(6)粗熱が取れたら、餃子の皮に(5)のフィリングをのせて半分に折り、縁に水をつけてフォークで押さえてしっかりと閉じます。
(7)(6)を大さじ3ほどの少量の油で揚げ焼きにします。少ない油なので、まずは縁の部分を菜箸などを使ってぎゅっと押しつけて焼き色をつけます。
(8)油をきって、パクチー、レモンとケチャップを添えればできあがりです。
スパイスティーと合わせても
暑い日の屋外で、揚げたてのサモサをサクッと、キンキンに冷えた飲み物でシュワッと。合わないワケがありませんね。サモサはほかにも、スパイスティーやチャイと合わせるのもおすすめです。甘~いスパイスティーとサモサは、じっとり蒸し暑い日によく合います。好みのスタイルで手軽にサモサ、まったりとお楽しみください。