混ぜて蒸すだけのふわもち蒸しパン
今やダイエッターや鍛えている人だけでなく、一般の方にもおなじみとなったオートミール。今回はそんなオートミールを使って、塩分と糖質それぞれが摂れる2種類の蒸しパンを作ります。
材料は少なめ、そして混ぜてメスティンで蒸すだけ、と作るのも簡単。食物繊維たっぷりでお腹もちもいいので、キャンプや登山にもおすすめです。
メスティンで作るオートミール蒸しパンのレシピ
材料(2個分)
- オートミールパウダー 60g
- ベーキングパウダー 5g
- 無調整豆乳 60ml
- オリーブオイル 大さじ1
- 高菜漬物 大さじ1
- 醤油 小さじ1
- レーズン 大さじ1
- 塩 ひとつまみ
- 水 100ml
- アルミカップ(9号) 2個
「蒸しパンに漬物?」と思われるかもしれませんが、程よい塩気と蒸しパンのもちもち食感は意外と合うのです。生地には豆乳を使用して、ふんわりとした仕上がりに。
では、さっそく作り方をご紹介します!
作り方
最初にオートミールパウダーとベーキングパウダーを混ぜておきましょう。キャンプで作る場合は、予め混ぜたものを保存袋に入れて持って行くとラクです。しっかり混ぜておくと、仕上がりのきめ細かさがワンランクアップ。
ちなみに、今回は既に粉末状に加工されたオートミールを使用していますが、粒の残っているロールドオーツやクイックオーツをミキサーで撹拌してもオーケーです。
混ぜた粉末に、無調整豆乳を2回に分けて混ぜます。さらにオリーブオイルを加えて、滑らかになるまで混ぜましょう。
混ぜた生地を2等分し、それぞれ高菜漬物・醤油、レーズン・塩を加えて混ぜましょう。高菜漬物とレーズンは、飾り用に少しだけ取っておきます。
生地をアルミカップに流し入れ、取っておいた飾り用の高菜漬物・レーズンをちらします。飾りをちょこんと乗せるだけで、仕上がりがちょっぴり華やかに。
次に、メスティンに網を敷いて水を注ぎます。目盛り付きだと便利。
あとはメスティンにアルミカップをセットし、蒸すだけ。バーナーで加熱して水を沸騰させたら弱火にし、フタをして10~15分ほど蒸しましょう。
蒸し上がったら串などで刺してみて、生地が付いてこなければオーケーです。
メスティンから取り出して、盛り付けたら完成!
レーズンの方は予想通りのおいしさ。噛むと口の中にやさしい酸味と甘みが広がります。
高菜漬物の方は漬物のザクザク食感と、生地のふわふわもちもち食感が絶妙のバランス。後味にほんのり醤油の香ばしい香りが感じられて、味わい深い蒸しパンに仕上がりました。
おいしく作るためのポイント
蒸しパンをおいしく作るためのポイントは、やはり生地を丁寧に混ぜること。粉っぽさが残っていたり混ぜ方にムラがあると、ボソボソした仕上がりになってしまいます。
また、今回は高菜漬物の蒸しパンに醤油を小さじ1入れていますが、お使いの商品によっては味が濃くなることも。その場合は小さじ1/2に減らすか、醤油を入れずにお作りください。
漬物は野沢菜の刻み漬けや、キムチなどに変えてもおいしいですよ。塩分補給はもちろん、腸活にもなります!
レーズンの方はひとつまみの塩が重要。塩を少し加えることで、レーズンの酸味と甘みがグッと引き立ちます。
フルーツはミックスベリーやドライマンゴーなど他の物で作ってもおいしいですし、ナッツをプラスすればさらにお腹もちのいい一品に。良質な脂質と糖質が補給できて、よりエネルギーたっぷりの蒸しパンになります。
また、生地に豆乳を使用しているので冷めてもふんわり食感はキープ。冷やして食べるとひと味違った味わいを楽しめるので、ぜひお試しを。
混ぜて蒸すだけのオートミール蒸しパン、ぜひ作ってみてください!