東京都心では猛暑日が過去最高記録を更新するなど、例年以上の厳しい暑さが続く2022年夏。万全な熱中症対策をせずアウトドアを楽しむのは、命の危険も伴うといっていい。
BE-PALでもこれまで熱中症に関する記事を多数配信しているが、今回は熱中症対策に役立つ5つの記事を紹介しよう。
熱中症対策は基本の2つを押さえよう
熱中症対策として有効なのは、大きく分けて2つある。1つは「体温が上がることを防ぐこと」で、日よけの帽子や濡らしたタオルを首にかけることなどが有効だ。濡らしたタオルは首にかけることで血管を冷やすことができ、体全体を効率よく冷やすことが可能となる。
そしてもう1つの対策は「体内の水分と塩分のバランスを崩さない」。熱中症は汗をかきすぎることによって体内の水分や塩分のバランスが崩れることで起こる。有効なのは血液と似た成分の経口補水液を摂取すること。ほか水を飲むのと合わせて適度に塩分をとるのも対策となる。
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スポーツドリンクは自作できる!
水分と塩分を同時に補給できる飲みものとして重宝するのがスポーツドリンク。基本となるレシピは水にレモン汁、はちみつ(または砂糖)、塩少々を入れればいい。レモン汁がない場合は省いても大丈夫。アレンジとして水の代わりに炭酸水を入れたり、ミントの葉を入れて清涼感を出すのもオススメだ。
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熱中症対策グッズは100円ショップで手に入る
現在さまざまな熱中症対策グッズが販売されているが、100円ショップで手に入るものも多い。例えば体を冷やす素材としてCOOLMAX(以下クールマックス)という化繊素材が有効だが、クールマックスのタオルやマスク、ネックカバーなどは100円ショップで売られている。ほか塩分補給に有効な塩あめや、熱中症疑いの時に体を急速に冷やす瞬間冷却パックも、100円ショップで取り扱っていることが多い。
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夏キャンプの暑さ対策は場所選びが重要に
夏キャンプに暑さ対策が重要なのは言うまでもないが、まず押さえておきたいのが場所選び。日光が1日中あたり、地熱を感じやすい海辺や高原のキャンプサイトは、かなりの暑さとなることを覚悟しよう。夏場におすすめなのは、比較的涼しい標高1000m以上のキャンプ場だ。
ほか夏キャンプの暑さをやわらげるアイテムとして、タープやコット、小型扇風機、冷感パッド、保冷剤なども有効。ちょっとした工夫で、暑さはしのげるのだ。
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いざ熱中症になったときの応急処置は?
いざ熱中症になってしまったら? 対策も大事だがその時も想定して、応急処置の方法を知ることも重要だ。熱中症の場合はまず涼しい場所に移動し、衣類をゆるめて横になる。そして体を冷やし、水分を補給する。ただし経度ではないと思われる症状のときは、かならず医療機関を受診しよう。