松本から発信アウトドアでうまいクラフトビール
長野県松本市に2016年に生まれた松本ブルワリーと、2018年に設立されたZANE ARTS ゼインアーツ)。そのコラボビール「OUTDOOR PALE ALE [ KANPAI & TAKIBI ]」(アウトドアペールエール[カンパイ&タキビ])の限定販売が、今年も8月10から始まる(予約は8日から)。
北アルプスの玄関口の松本で、クラフトビールとアウトドアギアメーカーが意気投合したのは、2019年の松本ブルワリーで開かれた醸造所祭り。ゼインアーツのテントやタープが設営された醸造所前の広場は、ビール好きとアウトドア好きでにぎわった。
焚火を見ながら飲んで最高においしいビールをつくろう!ということで「アウトドア ペールエール カンパイ&タキビ」のコラボビールが出来上がった。昨年の夏のことだ。
キャンプで飲みたいグラッシーな心地よい苦み
今年もコンセプトは変わらないがレシピが異なる。追究したのは、「野外で心地よく汗をかいた後の、爽快感」と「焚き火を眺めながら、じっくり堪能できる深み」。
麦芽にはゴールデンプロミス種を使用。シングルモルトウイスキーにも使用され、かつてマッカラン蒸留所でも使われていた希少な麦芽だ。
ホップは5種類のアメリカンホップを使用。メインになるのは、センテニアルとアマリロ。若葉のような若草のようなグラッシーな香りと、オレンジのような華やかさなアロマが深いロースト麦芽の香りと相まって、心地よいさわやかな苦みを感じさせてくれるだろう。焚火を見ながら静かに飲みたい、落ち着いた味わいのビールだ。
アルコール度は5.5%。IBU(苦みの指数)は70とかなり高い。ちなみに日本の大手ラガーのIBUは10〜20程度。焚き火のスモーキーなにおいとビールの苦みがマッチするのでは〜? ぜひ焚火をしながら味わってみてほしい。
ただし限定販売ゆえ、即日完売の可能性もあり! 松本市内のマツブル取扱店で在庫が手に入ればラッキー!?