過ごしやすい今の時期、座り心地のいいチェアでまったりと過ごすのが最高に気持ちいい。そのためにはいいチェアが不可欠。アウトドアギアのスペシャリストにチェックしてもらった「アウトドアギアのスぺシャリストがチェック!くつろげるチェア7選」に続いて、さらに10アイテムを紹介しよう。
チェックしたスペシャリストはこちら!
アウトドア用品プロデューサー
影山盛太さん
テントをはじめとしたアウトドアギアのチェアのスペシャリスト。30脚以上のチェアを所有し、座り心地、使い勝手には一家言持つ。
※SPECは(1)サイズ(使用時/収納時)、 (2)シート高(「実測値」はシート前部の高さを本誌が独自に計測した数値)、(3)重量、(4)耐荷重です。
焚き火のときも安心なコットンシート
オンウェー/NEWスリムチェア/コットン
¥14,300
座り心地のよさには定評のあるハイバックスタイル。背もたれ上端には薄いパッドが入り、リラックス度は満点だ。シートには厚手のコットン帆布が使われ、火の粉が飛んで生地に穴があく心配も少ない。シートは取りはずしも可能だ。
SPEC
(1)W58×D70×H93cm/W14×D16×H112cm
(2)約40cm
(3)2.9kg
(4)約80kg
問い合わせ先:オンウェー 03(3234)9981
頭も支えてくれるからリラックス度バツグン!
LOGOS/Tradcanvas デイマスターチェア(ヘッドレスト付き)
¥10,900
たっぷりとしたシート幅、腕が休まる木製アームレスト、位置調整可能なヘッドレストなど、癒やし効果のある装備を満載。背もたれの裏側には、飲みものやマガジンなどを収納しておけるメッシュポケットが装備されている。
SPEC
(1)(約)W61.5×D75.5×H103cm/(約)W23×D24×H103cm
(2)約45cm
(3)5.2kg
(4)約150kg
問い合わせ先:ロゴスコーポレーション・コンシューマー係 0120-654-219
スタイリッシュなサイト演出に欠かせないロースタイルモデル
カーミット/カーミット ワイド チェア
オープン価格(実勢価格約¥49,500)
BMWのモーターサイクリストによって1984年に開発され、現在も作り継がれているモデルのワイドタイプ。天然木(オーク)フレームという、ほかにはない独自性と佇まいの美しさ、そして何より座り心地のよさが大きな魅力だ。
SPEC
(1)(約)W58×H61cm/(約)W16×D11×H56cm
(2)約32cm
(3)2.8kg
(4)158kg
問い合わせ先:Kermit Chair info@kermitchair.jp
ハイスタイルキャンプにぴったり!
ogawa/ハイバックチェアⅡ
¥15,400
フレームを開くだけで瞬時に座れる、シンプルな中央収束式フレームタイプ。シートが高めに設定されたハイポジションで、立ったり座ったりがスムーズにできる。収納性しやすいのでファミリーにもお薦めだ。
SPEC
(1)W45×D66.5×H96cm/W14×D13.5×H115cm
(2)46cm
(3)約3.0kg
(4)80kg
問い合わせ先:キャンパルジャパン 0800-800-7120
カーブしたアームレスト先端部は、就寝時にチェアをたたんでテーブル等に立て掛けるときの安定性も高めてくれる。
寛ぎ度満点にしてワーク用としてもOK!
イエティ/トレイルヘッドキャンプチェア
¥49,500
ポリプロピレンとポリエステルを混紡したシートは、程良い伸縮性を持つ素材。脚の先端部は地面に沈み込みにくい形状で安定感がある。バックパックスタイルの収納ケース付き。「とんでもなく座り心地がいいです!」
SPEC
(1)W63.8×D78.9×H92.1cm/W22.9×D29.9×H109.2cm
(2)42.6cm
(3)約6.0kg
(4)226kg
問い合わせ先:エイ アンド エフ 03(3209)7575
背もたれ背面にあるロックレバーをセットするとシートがビシッと張り、ロックを解除すれば瞬時に収納することができる。
カフェブレイクに最適!
ヘリノックス/カフェチェア
¥23,980
今回紹介した中で最もシート高が高く、オフィス用にも使えるように設計されたモデルだ。食事時、カフェブレイク、仕事でも──という欲張ったコンセプトなのだが、どの使い方でも楽々、快適に使える。「コレ、ホントにカフェで寛いでいる気分にさせてくれます」
SPEC
(1)W46.5×D49×H84cm/W19×D12×H62cm
(2)53cm
(3)1.456kg
(4)145kg
問い合わせ先:エイ アンド エフ 03(3209)7575
カフェテーブルと併せて使えば カンペキ!
倒れる心配のない安定感が魅力!
GCI/ポッドロッカー
¥16,500
後ろ脚にバネ仕掛けのダンパー(振動吸収装置)を搭載したユニークなロッキングチェア。接地部が弓状の一般的なモデルとは違って安定感があり、ロッキングがとてもスムーズ。「たかがチェア(失礼)にダンパーを搭載する発想が斬新だよね。座ってダラダラしたい私にぴったりです」
SPEC
(1)(約)W76.2×D71.63×H88.14cm/(約)W16.51×D13.97×H102.11cm
(2)51.05cm
(3)5.3kg
(4)113.6kg
問い合わせ先:GCI Outdoor amediv@daytonajp.com
ダンパーのおかげで勢いよくゆらゆらさせても、後ろにひっくり返る心配がほとんどなく、前側を支える脚もあるので安定感バツグン。
GCI/キックバック ロッカー
¥16,500
ポッドロッカー同様、ダンパーを内蔵したアームレスト付きモデル。収納ケースではなく、チェア本体に肩掛けストラップが付いている。
SPEC
(1)(約)W82.55×D69.09×H80.52cm/(約)W20.07×D12.45×H88.39cm
(2)43.43cm
(3)4.8kg
(4)113.6kg
問い合わせ先:GCI Outdoor amediv@daytonajp.com
ゆったり寛げるアメリカンサイズ
ケルティ/ラブシート
¥20,900
コンパクトさより丈夫さを重んじる米国ブランドならではのコンセプトから生まれた、耐荷重180kg超の頑丈な2人用チェア。シートには薄い中綿がキルティング処理され、クッション性が良くゆったり寛げる作りだ。
SPEC
(1)W112×D60×H100cm/W104×D31×H31cm
(2)約42cm
(3)7.3kg
(4)181.4kg
問い合わせ先:アリガインターナショナル 03(6659)4126
軽くて組み立てが楽なロースタイルベンチ
コールマン/リラックスフォールディングベンチ(オリーブ)
¥8,980
アルミフレーム採用の超軽量ベンチ。シートにはしっかりテンションがかかって座り心地よく、アームレストには天然木を使用している。パッと開くワンアクションでスピーディにセットできるのも大きなアドバンテージだ。
SPEC
(1)(約)W108×D58×H67cm/(約)W108×D10×H60cm
(2)約30cm
(3)約3.8kg
(4)約160kg
問い合わせ先:コールマン カスタマーサービス 0120-111-957
※実勢価格は本誌が独自に調査した価格です。
※構成/坂本りえ 撮影/永易量行
(BE-PAL 2022年8月号より)