テントの設営も必要なく、いつでもどこでも寝泊りができる車中泊。コロナ禍の影響もあってユーザーが増えており、車中泊用のアイテムなども注目を集めている。だが夏の時期はエアコンがないとテント以上に暑さが厳しくなるし、かといってエンジンのかけっぱなしよる騒音問題も無視できないなど、実は快適なことばかりではない。マナーを守って安全な車中泊を楽しむために必要な準備やアイテムについて、ぜひ情報を押さえておこう。
車中泊でまず重要なのは「快適に寝られる状態を作る」準備!
車中泊に関連するグッズをそろえる際、必需品と便利アイテムそれぞれを分けて考える必要がある。車中泊においてまず重要な点は快適に寝られる状態を作ることで、そのために必要最低限必要なのは「マット・シュラフ」「シェード」「ランタン」だ。これらをそろえたら、ポータブル電源や小型の電化製品など、あると便利なグッズをそろえよう。そのほか季節に応じたグッズも必要となり、夏なら暑さや虫対策グッズ、冬なら寒さをしのぐグッズも重要となる。
車中泊におすすめなグッズ14選!お洒落で心地よい自分だけの空間を
ポイントはサイズと機能性と寝心地!スリーピングマットの選び方
車中泊時に敷くことで、シート間の凹凸を埋めることができるスリーピングマット。車中で快適に寝られるためにも、何を選ぶかが重要となる。ポイントとなるのは車に合ったサイズを選ぶことと、機能性や寝心地。ほかエアーの注入方法もしっかりチェックしたい。さらに記事では自分で空気を入れるタイプの車中泊用マットと、空気が自動で入るタイプの車中泊用のマットについて、それぞれオススメを4商品ずつ紹介。自分のニーズに合ったマットを選ぶ参考にしてほしい。
車中泊に活躍する便利なマット。選び方やおすすめ商品をチェック
夏~春秋にかけての車中泊の暑さ対策における最適解
夏の終わりといってもまだまだ気温は高く、熱中症対策は欠かせない。だが車中泊の際にエンジンかけっぱなしでエアコンをフル稼働させるのは、騒音トラブルや一酸化炭素中毒の危険があるのでNG。十分なスペースのあるキャンピングカーでは、家庭用エアコンや車載用クーラー搭載するのが最適解といわれる。だがそれらを搭載するのが難しい場合、はどうやって暑さ対策をすればいいのか?夏はもちろん、春秋にも使えるイチ押しの暑さ対策術を紹介している。
夏の車中泊は地獄ってホント?頭を悩ますキャンピングカーの暑さ対策
長期の車中泊では必携!ポータブル電源の選び方
長期の車中泊になると、冷蔵庫やエアコンなどの家電がそのまま利用できるポータブル電源を準備したほうがいい。しかしどうやって選んだらいいのか?初めての人は戸惑うかもしれない。選ぶ際にまず確認したいのは、ポータブル電源を使って動かしたい家電の消費電力。それぞれ足し算して、その合計値よりもポータブル電源のAC定格出力が1.2〜1.5倍ほど多い製品を選ぶというのが定番だ。ほかチェックしたいのがバッテリーの容量やサイクル数。どんな家電製品を何時間使いたいのかを計算し、最適なポータブル電源を選ぼう。
キャンピングカーや車中泊に最適なポータブル電源とは?EcoFlowの2モデルを比較
快適な車中泊が実現できるオススメの車種9種とは?
快適な車中泊を実現するためのクルマ選びをする際、チェックしたいポイントを紹介。一番重要なのはまず、クルマのリヤシートを倒した状態で、どのような空間を作り出せるか。ほかチェックすべきポイントは「フルフラットになるか」「十分な奥行き・高さがあるか」「リヤゲートの開き方」「コンセントの装備」などだ。記事ではこちらをもとに、車中泊にオススメの車種9種をピックアップしている。
車中泊用のクルマはココを見て選ぼう!キャンピングカーやハイエースじゃなくても快適に過ごせるぞ!