『食べるガスパチョ』で夏の疲れを癒す
ガスパチョは、スペイン発祥のスープ料理です。トマトやきゅうり、セロリや玉ねぎ、ニンニクといった野菜に、パンやオイル、ビネガーやハーブなどをミキサーでピューレ状にした冷製スープです。
食感が楽しい『食べるガスパチョ』
「食べるガスパチョ」は、アウトドアでも手軽に作れるように、ミキサーは使わず、好みの野菜とトマトジュースで作ります。食感が楽しい食べごたえのあるスープです。
季節の変わり目は、疲れが出やすい時期ですね。カラダにやさしい「食べるガスパチョ」の食べ方もあわせて紹介します。
【食べるガスパチョのレシピ】
【材料】4人分
- トマトジュース 400~500ml
- きゅうり 1本分
- セロリ 1/2本分
- パプリカ(赤や黄色のパプリカがおすすめ) 1/4個分
- トマト 小1個
- 玉ねぎ(好みで) 1/8個分
- ニンニク 1/2かけ分
- りんご酢(酢またはレモン果汁) 大さじ1/2
- 塩 適量
- こしょう 適量
- オリーブオイル 大さじ1~3
- バジル 1枝分
- タバスコ(好みで)
<下準備>
- 野菜類をそれぞれ食べやすい大きさのさいの目にカットします。
- きゅうりは縞状に皮を剥くと食べやすくなります。
- セロリは筋を取り、きゅうりより少し小さめにカットします。
- パプリカは種を取り除いてカットします。
- トマトは粗みじん切りにします。
- 玉ねぎはみじん切りにします。
- きゅうりはカットしたら軽く塩をして10分ほどおき、水けをきっておきます。
- ニンニクはすりおろします。
【作り方】
(1)ボウルまたは、蓋付きの容器に、水けをきっておいたきゅうり、セロリ、パプリカ、トマトを入れてざっと混ぜ、軽く塩こしょうします。
(2)(1)にトマトジュースを加えて、りんご酢、すりおろしたニンニクを入れ混ぜ合わせ、オリーブオイルを入れて味をみます。
(3)味が濃く感じたら、水を少量ずつ加えて好みの濃度にします。
(4)味をみて、塩こしょうで味をととのえます。
(5)細かく切ったバジルを加えたら、蓋をしてクーラーボックスなどで冷やします。
(6)ガスパチョが冷えたら、一緒に冷やしておいた器に盛り、オリーブオイルをまわしかけ、好みでパンを添えればできあがりです。
「食べるガスパチョ」をおいしく作るコツ
「食べるガスパチョ」ができたら、一旦クーラーボックスなどで冷やします。使用する容器はあらかじめ冷やしておくと、スープを冷やす時間も短かくなりますよ。
トマトジュースが味のベースになるので、好みの味のトマトジュースで作りましょう。
野菜をカットする大きさは、細かいほど食べやすくなります。野菜好きなら大きめに、胃腸が疲れている、お子さんがいるなどの場合は、小さくカットするとよいでしょう。
『食べるガスパチョ』は、ほてったカラダ、疲れたカラダを癒すスープ
BBQなどで残った野菜、とうもろこしやズッキーニ、ピーマンなどを細かく刻んで作るのもいいですね。BBQで焼いたけれど、食べ切れずに余ってしまった焼きカボチャやじゃがいもなどを入れてもおいしくできそうです。
カラダの疲れを感じるときには、うす味にして、ニンニクやタバスコなどは加えず、少し温めて食べてみてください。季節の変わり目、体調に合わせた食べ方でどうぞ。