キャンプに欠かせないシュラフ。だが家族分のシュラフをそろえるとかなりの出費となるのも事実で、キャンプビギナーにとっては「わざわざ購入しなくてもいいのでは?」と思う気持ちは分からなくもない。だが夏キャンプならともかく、これから気温が下がる秋冬のキャンプでシュラフがないのは、就寝中の寒さを考えるとかなり厳しい。かといって布団を持ち運ぶのは重いし、かさばってしまう。
そこで今回紹介したいのは、自宅の羽毛布団をシュラフとして使うことができる画期的なスリーピングギア「ダウンシュラフメーカー」だ。
室内用の羽毛布団は3万円以上のシュラフによる保温力と同等!
発売元の「タンスのゲン」は家具や寝具、インテリア用品などのインターネット通信販売事業を展開する企業。中でも羽毛布団は年間11万枚の売り上げを誇り、ネット通販における羽毛布団の大手D2Cメーカーに挙げられている存在だ。
今回、ダウンシュラフの開発を企画するにあたり、羽毛の種類や量、ダウン率、ダウンパワーなど様々な視点で検討。その結果、室内用の羽毛布団をシュラフとして使うことが、もっとも暖かく快適な環境を低コストで実現することができると結論に至ったという。また同社によると、シュラフ市場においてダウン量400g以上、ダウン率90%以上、ダウンパワー400クラスの製品は3万円以上の価格が相場になっているが、それを同じ品質の羽毛布団で換算すると、半額程度の価格で2倍以上のダウン充填量がある羽毛布団を手に入れることができるというのだ。
ダウンシュラフメーカーのカバー内部には、布団の取り付け用の布団止め紐が8か所配置されている。また羽毛布団に限らずカバーに入れる掛け布団を変えることで、適応する快適使用温度にカスタマイズすることもできる。ファスナーを外せば、自宅同様に掛け布団として使うこともでき、ダブルファスナーによって、暑くなったら足元のファスナーを開けることで温度調整してもいい。
気になるのはコンパクトな収納性。一般的なシュラフと比べて、羽根布団はダウンの充填量が多い傾向にあるが、圧縮・復元しやすい羽毛の特性を活かしてテンションベルトで調節可能なコンプレッション収納袋を付属。コンパクトに収納することが可能となっている。またアウトドアユースに向けて撥水加工を施しているので、結露による水や汚れが内部に染み込むことを防ぐ。
カラーバリエーションは、オーカーベージュ・オリーブ・アッシュグレーの3色。手持ちの羽毛布団がない場合は、ホワイトダックダウン93%、400dp(ダウンパワー)の羽毛布団をセットにした『カバー+羽毛布団セット』もある。いずれも「タンスのゲン本店」と、「タンスのゲン楽天市場店」にて取り扱い中だ。
[本店ストア] https://bit.ly/3ckACV1