ノルディスクのテントやタープが気になっている人に向けて、おすすめの商品を8点厳選して紹介します。ノルディスクはデンマーク生まれの、世界的に人気なブランドです。テント以外のおすすめギアも取り上げるので、ぜひお気に入りの商品を見つけましょう。
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ノルディスクはどんなブランド?
『ノルディスク』というブランド名は聞いたことがあるものの、どのような特徴を持つブランドかまではわからない人もいるのではないでしょうか。まずはノルディスクの基本的な特徴を解説します。
デンマークで生まれたアウトドアブランド
ノルディスクはデンマークで1901年に創業されたアウトドア・ライフスタイルブランドです。クマのロゴが印象に残っている人もいるでしょう。
テントが有名ですが、ギアやアパレル製品も販売しているメーカーです。ノルディスクの製品はスカンジナビアの伝統的なデザインに基づいており、昔の北欧建築やバイキングを連想させるデザインが特徴的です。
見た目だけでなく、機能性も高いことが評判で、世界中にファンを持つ人気ブランドになっています。
ノルディスクのテントの魅力
キャンプ場で他のキャンパーがノルディスクのテントを使っているのを見て、興味が湧いた人もいるでしょう。ノルディスクのテントの魅力を三つ解説します。
オシャレなカラーとシンプルなデザイン
ノルディスクの白いテントはキャンプ場で存在感があり、多くの人の目を引きます。なおかつ、デザインがシンプルで洗練されていてオシャレです。
ノルディスクのテントの形状は、『ティピー型』や『ベル型』と呼ばれています。
夜になるとテント内の明かりが外にもれ出すため、幻想的な雰囲気を演出できます。オシャレなテントで非日常を体験したい人には、おすすめのブランドです。
優れた機能性で悪天候でも活躍!
ノルディスクのテントの魅力は、デザインだけではありません。外観だけでなく、機能性も兼ね備えていないと意味がないという考えに基づき、ノルディスクのテントは性能も高くなっています。
ノルディスクのテントはコットン製が多く、保温性と透湿性に優れています。それだけでなく、耐水性に優れたポリエステルを混紡した『テクニカルコットン』を採用することで、悪天候にも強いことが特徴です。
通常、テントは夏用と冬用に分かれており、季節によって使い分ける必要があります。しかし、ノルディスクのテントは夏は涼しく、冬は暖かいため、通年ずっと使えることも人気の理由です。
冬にもキャンプをするような本格的なキャンパーを目指すなら、ノルディスクのテントは最適でしょう。
設営のしやすさ
ノルディスクのテントは、設営がしやすいのも特徴です。ノルディスクに多いティピー・ベル型のテントの設営方法は、基本的にテントを広げ、ペグを打ち込み、ポールを立てるだけです。
テントの設営は、キャンプの中でも骨の折れる作業の一つです。テントをスムーズに設営できれば、その分、他のアクティビティに時間を割けます。ノルディスクのテントは、ユーザーにとってうれしい作りになっているのです。
ノルディスクのテントを選ぶポイント
ノルディスクのテントを選ぶ際のポイントを二つ解説します。自分に合ったテントを選び、キャンプをより快適にしましょう。
使う人数を考えて選ぶ
ノルディスクのテントの使用人数は、商品名の末尾を見ればわかります。商品名に書いてある数字はテントの床面積(平方メートル)を表しており、目安は以下の通りです。
- 7.1:3人
- 12.6:6人
- 19.6:8人
ただし、使用人数がぴったりの製品ではなく、1人分余裕のあるモデルを選ぶのがおすすめです。例えば、12.6のモデルは5人で使うと良いでしょう。実際テントを使うときは荷物を置くため、人数に余裕を持たせた方が1人あたりのスペースは広くなります。
コットン素材でおすすめのテント・タープ
コットン素材でおすすめのテントやタープを紹介します。ノルディスクならではのデザインの製品がほしい人は要チェックです。
Ydun 5.5 Cabin
リッジ型で4人用のテントです。ユドゥンという名前は、北欧神話の女神の名前から来ています。正方形に近い長方形をしており、縦横どちらの向きでもゆったりと寝られます。
フロントシートの内側には蚊帳が設けられており、入り口は片面・フルオープンどちらも可能です。両側に出入口があるので移動しやすく、どちらもフルオープンにすれば日中も拠点として使えるでしょう。
テント内には小物用のポケットと、小さな窓が設けられています。また、中から景色を見ることもできます。テント内には複数のベンチレーション機能が搭載されており、通気性も良好です。
ノルディスク
Ydun 5.5 Cabin
定員:3人サイズ:210x206x150cm素材:メイン…テクニカルコットン65%、ポリエステル&35%コットン素材(フロア):150デニールオックスフォードポリエステル重量:1.9kg収納サイズ:14x50cm
- 公式サイト:商品ページ
Midgard 9.2 Tent
8本のペグしか使わない、シンプルな構造のテントです。四方それぞれに入り口があり、他の同モデルのテントと接続ができます。4~5人で使うのに適しているでしょう。
高さは270cmなので、テント内で立つこともできます。大きな入り口とメッシュドアにより、通気性も確保されています。また、キャノピーが設けられているため、多少の雨が降っても入り口を開けておくことも可能です。
さらに、Aフレーム構造により、ポールフリーの構造を実現しています。ポールが邪魔になることがなく、広々と快適に過ごせるでしょう。グループでのキャンプでテントを拡張したいときにおすすめです。
ノルディスク
Midgard 9.2 Tent
サイズ(奥行き x 幅 x 高さ):フライシート:303 x 303 x 270cm ※公式記載重量:28100g ※公式記載サイズ耐水圧:フライシート:350mm ※公式記載材質:フライシート:コットン35%、ポリエステル65% / フロア:ターポリン付属品:スチールV型ペグ ・スチールポール ・ガイロープ ・パックサック(収納袋)/ サイズ:40 x110cm ※公式記載サイズ
- 公式サイト:商品ページ
Asgard 7.1 Tent
2~3人用のコンパクトなテントです。ノルディスクの特徴であるベル型のテントで、ワンポール構造なので設営も簡単です。コンパクトながら高さは約2mあり、テント内で立つこともできます。
大きさによって三つのモデルに分かれていますが、7.1のみ一体型フロアシートが附属しているのもうれしいポイントです。入り口のシートは側面に巻いて収納できるので、出入りスペースを広く確保できます。
テント内にはいたるところにベンチレーションが配されており、通気性も問題がありません。アクセサリーとしてインナーキャビンを使えば、プライベート空間も確保できます。使い勝手の良いテントを探している人にはおすすめです。
ノルディスク
Asgard 7.1 Tent
定員:3人(2個室)サイズ:300x265x200cm重量:15.5kg収納サイズ:97x30cm素材(フライシート):コットン35%、ポリエステル65%素材(フロア):ターポリン(sewn in)耐水圧(フライシート):350mm耐水圧(フロア):100%ペグ:スチール製 V型17本ポール:スチール製2本
- 公式サイト:商品ページ
Alfheim 12.6
名前の意味は『エルフの家』であり、名前の通り妖精の家のようなオシャレさが特徴のテントです。ワンポール型のティピー型テントで、6~8人用と大きなサイズながら1人でも設営が可能です。
グラウンドシートは附属しませんが、アクセサリーとして購入できます。テント内のポールにあるひもを引っ張ることで、屋根部分のシートを調整できます。星空を見上げたいときの視界確保や、キャンプファイヤーをしたいときの通気性確保が可能です。
グループでキャンプをする人は、別売りのインナーキャビンを使うことでプライベートの確保もできます。インナーキャビンにも十分なベンチレーションが設けられているので、蒸れる心配はないでしょう。
ノルディスク
Alfheim 12.6
収容人数:約6人(インナーキャビンを使用時は2~3人)、重量:11.8kg素材:テクニカルコットン(ポリエステル65%、コットン35%)サイズ:400cm×400cm×275cm耐水性:350mm付属品:ポール(スチール製) 1本 / ペグ(スール製) 20本
- 公式サイト:商品ページ
Kari 20 Tarp
テントと一緒に、または単独で使えるタープです。ポールやペグ、ガイロープが附属しており、くくりつけられる木や柱などがあるところでも、何もない地面でも好きな場所に設営できます。
タープの利点は、テントと異なり出入りするのに靴を脱ぐ必要がないため、日中の日よけや雨よけとして使いやすいところです。日中の拠点はタープ、夜間の就寝場所はテントと使い分けるのが一般的です。
日中にテントに出入りするのが面倒な場合は、タープの購入も検討してみましょう。
ノルディスク
Kari 20 Tarp
サイズ:(L x W)400 x 500cm、重量:9000g、材質:コットン / ポリエステル、耐水圧:フライシート:350mm
- 公式サイト:商品ページ
Kari Diamond 10 Tarp
ノルディスク製のテントにフィットする、ダイヤモンド型のタープです。例えば、Asgardの入り口に取り付けることで、日よけや雨よけができ、空間を広げることができます。
テントと併せて使うことで、荷物をタープの下に置くことができ、テント内のスペースを広々と使うことが可能です。もちろん単独で使うこともでき、日中の拠点作りに役立ちます。
ポールや木があるところや、何もない地面でも好きな場所に設営が可能です。テントと同じコットン素材なので、統一感もありオシャレな空間が演出できます。
ノルディスク
Kari Diamond 10 Tarp
サイズ:(L x W) 400 x 510cm、重量:6000g、材質:コットン / ポリエステル、耐水圧:フライシート:350mm付属品:パックサック/収納袋(14 x 87cm)、Vペグ:6本、ガイロープ(三角スライダー付き)、ポール × 2本
- 公式サイト:商品ページ
ポリエステル素材でおすすめのテント・タープ
ポリエステルの強みは、軽量さと耐水性です。これらの機能を重視する人におすすめのテントとタープを紹介します。
Reisa 6 PU Tent cashew Brown
インナールームが前後二つに分かれている、ファミリーやグループ向けのテントです。名前の由来は、1986年に設立されたノルウェーのレイサ国立公園です。
縦に長いトンネル型の形状で、スペースを区切りやすくなっています。風速18m/sのテストに合格しており、風が強い日でも安心して就寝できるでしょう。
収容人数は6名で、高さは2mあるためテント内で立つことも可能です。フライシート・インナーシート・グラウンドシート全てが100%ポリエステルでできています。フライシートの静水圧は3,000mm、グラウンドシートは8,000mmと雨にぬれる心配もないでしょう。
ノルディスク
Reisa 6 PU Tent cashew Brown
素材:本体/ポリエステル100%(フライシートはリップストップ加工) ポール/アルミニウムサイズ:使用時/高さ210×幅295×長さ645cm 収納時/高さ35×幅70cmインナーサイズ:メイン/高さ200×幅280×長さ230cm サブ/高さ170×幅280×長さ160cm 中央/高さ210×幅295cm重量:17kg
- 公式サイト:商品ページ
Voss 20 PU Tarp
430×460cmの大きなサイズが特徴のタープです。新素材を採用することで、強度がよりアップしています。ほぼ正方形の形状はアレンジを加えやすく、一般的なテントの屋根のように設営したり、真横に広げて広々とスペースを取ったりできます。
表面には遮熱・UV加工を施しているため、日よけとしても十分に機能します。大きいサイズながら重量はわずか2kg弱で、コンパクトに折りたためる点も便利です。
一枚あるとキャンプの幅が広がるでしょう。
- 公式サイト:商品ページ
ノルディスクのおすすめギアも紹介
ノルディスクには、テントやタープ以外にも魅力的な商品が多数販売されています。ノルディスクでおすすめのギアを二つ紹介します。
Moesgaard Wooden Chair
デンマークで製造・設計されているチェアです。1960年代のレトロなデザインですが、現代のグランピングによくマッチするオシャレなデザインが特徴です。
金具や道具は一切不要で、とても簡単に組立てや収納ができます。本体にもくぎやボルトは使わず、厚手のキャンバスと麻ロープの張りのみで全体を支える構造となっています。
重量は5.5kgと少々重めですが、収納袋が付いているので持ち運びはしやすいでしょう。天然素材をふんだんに使ったチェアなので、木材をベースとしたギアと合わせるのがおすすめです。
- 公式サイト:商品ページ
Madam Bla Coffee Pot
デンマーク生まれのコーヒーポットです。昔ながらの陶器製で、ノスタルジックな雰囲気を感じられます。ポットとカップがセットになったオールインワン設計で、持ち運びもしやすいでしょう。
キットは取り外して使うこともでき、ふたはポットとカップどちらにもフィットします。ノルディスクのテントやタープの下で、優雅なコーヒーブレイクを過ごしたい人は、ポットもそろえてみてはいかがでしょうか。
ホットにもアイスにも対応しているので、シーズンを問わず使える優れものです。
- 公式サイト:商品ページ
まとめ
ノルディスクはデンマーク生まれの人気ブランドで、白いティピー型・ベル型のテントが特徴的です。商品名には北欧神話を由来とするものも多く、他のブランドにはない独特の世界観を楽しむことができます。
ノルディスクのテントはシンプルながらデザインはオシャレで、高い機能性も兼ね備えているため、長きにわたって使うことができます。ワンポール型はもちろん、それ以外のタイプのテントも設営しやすいように工夫されているところも、ユーザー思考といえるでしょう。
ノルディスクのテントは商品名の末尾を見れば大きさがわかります。自分に合ったテントやタープを見つけ、ワンランク上のキャンプを実現しましょう。