9月から10月は、さつまいも堀りのシーズン真っ盛りです。
この時期は、親子で芋掘り体験をする機会もあるのではないでしょうか。
さつまいも堀りの後、普通なら捨ててしまうさつまいものつるですが、生のつるは柔らかく、実はリース作りに向いているのです。今回は、子どもと一緒にできる、さつまいものつるを使ったリースの作り方を紹介します。
簡単リースの作り方
材料
- さつまいものつる 3~4本程度
- 軍手
- ハサミ
つるの本数は、ご自身の作りたいリースのサイズに合わせて調整してください。1m以上の長くて太いつるを選ぶとよいでしょう。
さつまいものつるを手に入れるためには、ご自身のお住まいの地域のイベントをチェックしてみるといいでしょう。季節のイベントとしてさつまいも堀り体験が行われていれば、自分が参加していなくても余ったつるを譲ってもらうなどして、手に入れることができる場合があります。
また、さつまいものあくで手が真っ黒になってしまうので、リース作りをする際は軍手を着用するのがおすすめです。
1.つるの汚れを取る
葉っぱを取り、つるを1本の棒状にします。軍手を使ってつるをしごくようにしながら取ると、余分な土が落ち、仕上がりが綺麗になります。
細かい根を手で簡単にちぎっておくと、さらに見栄えが良くなります。
2.リースの土台を作る
リースの大きさを決めます。初めての場合は、少し大きめにしておくと作業がしやすいでしょう。
大きさが決まったら、円になるようにつるを巻いていきます。
巻き終わりは、つるの端をハサミで斜めにカットし、隙間に入れてとめます。生のつるは折れやすいので、リースに沿うように緩やかな角度で隙間に差し込みましょう。
4.土台にボリュームをつける
2本目のつるも同様に巻いていきます。この時、つる同士が重ならないように気をつけます。もっとボリュームを出したい場合は、さらにつるを巻きます。
2重、3重につるを巻いていくと緩んで形が崩れやすくなってしまうので、できるだけギュッと握って巻いていきましょう。子ども達と作るときは「ここをしっかり押さえていてね。」などと、握るポイントを教えてあげるとスムーズに進みます。
全て巻き終わったら完成です!
作る時のポイント
つるの巻く方向を2本目と3本目で逆にしてみると、個性的な仕上がりになります。
また、生のつるは乾燥すると半分くらいにギュッと縮まります。大きめのリースとして飾りたい場合には、あらかじめ大きめ・太めに作っておくのがおすすめです。
一方で、直径15cmくらいのミニリースも可愛らしいです。さまざまなサイズで作って比べてみるのもおもしろそうですね。
乾いたつるは、あくが手につかないので、素手でも安心して触ることができます。
より丁寧に作りたい方は、つるを水洗いして、よく乾かしてから巻いてください。その際、水分が残っているとつるが傷みやすいので、気をつけてくださいね。
自然素材の手作りリースを楽しもう!
捨ててしまいがちな、さつまいものつるで作るリースをご紹介しました。
慣れてくると5分程度で完成させることができます。形も大きさも異なる、オリジナルリースができます。
ストックしておけば、ハロウィンやクリスマスの時期にも活用できるでしょう。手作りプレゼントとしても喜ばれそうです。芋掘りシーズン中、機会があれば、是非作ってみてくださいね。