軽くて携帯にも便利な焼き麩。今回はそんな焼き麩を使って、キャンプ・登山でほっこり温まれるグラタンを作ります。
具材は鮭フレークとグリーンピース、調味料に味噌を使用して、ふわとろ食感でコクのある風味に仕上げます。
焼き麩の鮭グラタンのレシピ
材料(1人分)
- 焼き麩 10g
- 卵 1個
- 鮭フレーク 大さじ2
- グリーンピース 50g
- 玉ねぎ 1/4個(30g)
- 無塩バター 5g
- ピザ用チーズ 適量
- 刻みパセリ 適量
★調味料
- 低脂肪乳 200ml
- コンソメキューブ 1/2個
- 味噌 大さじ1
- 塩コショウ 少々
鮭フレーク、グリーンピースを使用するので調理はカンタン。焼き麩がバター・牛乳のまろやかさを吸い込んで、ふわっとトロっとした食感になりますよ。
では、作り方をご紹介します。
作り方
今回、唯一下ごしらえが必要な玉ねぎ。火を通りやすくするため、薄切りにしましょう。
このあとメスティンで炒めて、コクと甘みを引き出します。
玉ねぎを切ったら、メスティンに無塩バターを加えて熱しましょう。
普通の油でも作れますが、バターだと乳製品独特のコク・まろやかさが生まれて、よりグラタンっぽい風味に仕上がります。
先ほど薄切りにした玉ねぎを加え、弱火でしんなりするまで炒めましょう。じっくり炒めると、ほんのり甘い香りがしてきます。
低脂肪乳・コンソメキューブ・味噌・塩コショウを加えて加熱しましょう。
牛乳は加熱し過ぎると分離してしまい、仕上がりが水っぽくなってしまいます。そのため、弱火で混ぜながらじっくり加熱するのがおすすめ。
低脂肪乳と調味料が馴染んだら焼き麩を加え、混ぜながら焼き麩を戻しましょう。ここも「弱火でじっくり」がポイントです。
焼き麩が戻ったら、鮭フレーク・グリーンピースを加えます。グリーンピースは携帯しやすいパウチタイプを使用。水気を切ればそのまま食べられるので、キャンプ・登山にも便利です。
当然ながらグリーンピースは豆なので、タンパク質が豊富で脂質・炭水化物のバランスもよく、さらに食物繊維もたっぷり。じつはダイエットにもおすすめの食材なんですよ。
と、このままだとミルクスープのような感じですが……。
ここで卵を割って溶き、メスティンに回し入れます。
半熟になるまで加熱すると写真のような感じに。グッとふわとろ感がアップしました。
仕上げにピザ用チーズをかけてバーナーで軽く炙ると、もうどこからどう見てもグラタンに。バーナーが無い場合は、フタをしてチーズが溶けるまで加熱すればオーケーです。
最後に刻みパセリをちらして完成!牛乳と卵のやさしい風味を吸い込んだ焼き麩はふわとろで、幸せな気分に浸れます。
鮭の塩気と味噌のコク、グリーンピースのホクホク食感で、ほっこり温まれる一品に仕上がりました。
おいしく作るためのポイント
おいしく作るためのポイントは、弱火でじっくり。前述の通り牛乳は加熱し過ぎると分離してしまって、仕上がりが水っぽくなってしまいます。
ちょっと面倒ですが弱火でコトコト、焼き麩にうま味を吸い込ませるように加熱すると、本当にふわっとトロっとした食感に仕上がります。
また、味噌のコクは牛乳を使ったレシピとの相性バツグン。今回は大さじ1としていますが、鮭フレークの塩分によって量を調節してお作りください。
簡単に作れて、ふわとろほっこり温まれるグラタンレシピ、ぜひキャンプや登山で作ってみてくださいね!