キャンプ飯といったら、真っ先に思い浮かぶのはカレーではないでしょうか。おうちで食べるカレーが美味しいのはもちろんですが、外で食べるカレーも格別ですよね!
そんなキャンプ飯の定番のカレーですが、外で調理するには具材の下処理が面倒、と思う方もいるはず。
今回は、「キャンプでもっと手軽にカレーを楽しみたい」という方におすすめな、10分で完成する一風変わったカレーをご紹介します。
その名も、「サバとトマトのスパイシーカレー」!
缶詰を使うことで、包丁なしでカレーが完成しますよ。それでは、さっそくご紹介します。
サバとトマトのスパイシーカレーの作り方
通常のカレーは、じゃがいもや玉ねぎを切ったり、肉を下処理したりする必要があります。
そのため、手間なし調理をしたい方には、ややハードルが高く感じますよね。
こちらのレシピなら、材料を準備する手間もほとんどかかりません。さらに、缶詰なら食材が傷む心配がないため、持ち運びも安心。覚えておくと便利ですよ。
材料(2〜3人前)
- サバ缶…1缶(200〜300g)
- トマト缶…1缶(400g)
- カレー粉…大さじ2
- おろしにんにく…小さじ1
- ケチャップ…大さじ2
- 中濃ソース…大さじ1
- 塩…少々
- ごはん…適量
<お好みで>
- パセリ…少々
作り方
1.にんにくとサバ缶を中火で炒める
サバ缶を汁ごと鍋に入れます。おろしにんにくを加え、軽くほぐしながら中火で1分炒めましょう。サバ缶は、煮込んでいるうちに形が崩れてくるので、やや身の形が残る程度でOK。
サバ缶の汁を入れることで、栄養素をそのまま摂れるうえ、ルーに旨味がでます。
2.トマト缶を加える
次に、トマト缶を全て加えます。先に加えたサバとトマトがよく混ざるように、全体を底からすくって混ぜ合わせましょう。
トマト缶は、あらかじめカットされたものがおすすめです。もし、ホールのトマト缶を使用する場合は、トマトをあらかじめ潰すか、カットしてくださいね。
3.中火で煮詰める
とろみを出すために、中火で3分ほど煮詰めます。シャバシャバとしていた状態から、少しどろっとしてくるくらいが目安です。
4.調味料とカレー粉を加える
ケチャップ、中濃ソースを加え、混ぜ合わせます。トマトの酸味が気になる方は、ここでケチャップを多めに入れると、味がマイルドになりますよ。
次に、カレー粉を加えます。カレー粉は、入れる量が多いほどスパイシーな味わいになります。スパイシーカレーがお好きな方はカレー粉を増やし、逆に苦手な方は減らすなどして調整してくださいね。
カレー粉がない方は、市販のカレールーを1〜2かけ入れて代用してください。
5.中火で3分煮込む
中火でさらに3分煮込んで、具材に味を染み込ませます。最後に塩で味を整えて、全体にとろみがついたら、ルーは完成です。
6.ごはんにルーをかけて、完成!
用意したご飯にルーをかけましょう。お好みでパセリを振ったら、サバとトマトのスパイシーカレーの完成です。
トマトの酸味がサバと相性抜群!
えっ、サバのカレー?と思うかもしれませんが、サバ缶のコクと、トマトのさっぱりとした酸味がとてもよく合います。
「サバ缶の臭みが苦手」という方でも、トマトのフルーティーさとカレー粉の香りで、臭みを気にせずに美味しく食べられますよ。
また、トマトの酸味をサバ缶がまろやかにしてくれるため、トマト缶とサバ缶は、相性がとても良いのです。
アレンジを楽しんでもOK
サバ缶の代わりに、ツナ缶やあさり缶を使っても美味しくできますよ。ツナ缶でしたら油漬けのものを、あさり缶は水煮を、いずれも汁ごと入れて使ってくださいね。
ルーに缶詰を汁ごと入れることで、具材の旨味や出汁を一層感じることができます。
また、できあがったカレーにトッピングをするのもおすすめです。卵・チーズ・福神漬けなど、お好みのトッピングをして、カレーを賑やかにしてください。
一風変わった簡単カレー、次のキャンプにいかが?
今回ご紹介したカレーは、なんといっても手軽さがポイントです。カレーを簡単に作る代わりに、ほかの料理に力を入れてもいいですね。
10分でカレーを作ったら、その手際の良さに、驚かれること間違いありません。しかも、サバとトマトのカレーと知ったら、珍しさにきっとみんなが驚くはず!
次のキャンプで、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。