季節ごとの食をdelivery華表由夏の子どもと作るキャンプ料理「メスティンで作る!秋の味覚キノコとステーキのバターアヒージョ」
秋はおいしいものが盛りだくさん。キノコも秋の味覚を代表するひとつ。1年中手に入りやすい食材ですが、この時期は普段よりたくさんの種類を見かけますね。今が旬の香り高いキノコをつかって、アヒージョを作りましょう!
時間があれば、調理前にキノコをちょこっと干してみて。身がきゅっとしまって、キノコの食感や旨味を更に楽しむことができます。
アヒージョにするときは、表面は乾いてるけれど、まだ弾力を感じるくらいを目安に。もしも干しすぎてカラカラになったときは、スープなどの水分の多い料理に使ってください。
そうそう、アヒージョって簡単なようで、塩加減が意外と難しくないですか?塩は油に溶けにくいので、素材にしっかり下味をつけるのがコツ。
すべての素材にしっかり塩味をつけると食べ疲れてしまうので、今回はお肉だけにつけましょう。塩の使用量の目安は、お肉の1%を基準にしてみてください。たとえば、100gのお肉なら1gの塩を使います。
もしデジタルの秤がある方は是非つかって。ない場合は、親指・人差し指・中指の3本でつまむと大体1gになるので、それを目安にしてくださいね。お肉は塩味がバチっと決まっている方がおいしいので、意識してみるだけで料理の完成度が格段にあがります!
もしオイルが残ったらパスタソースにするのもおすすめです。粉チーズをかけて、レモンを絞って食べるとおいしいですよー。最後に簡単なレシピを書いておきますね。
材料
- オリーブオイル・・・大さじ6~8くらい
- ニンニク・・・2かけ
- キノコ・・・適量
- 赤身ステーキ肉(肩ロースなど)・・・150g
- 塩・・・1.5g
- バター・・・20g
- お好みでトマトやクレソンなど適宜
下準備
- キノコの汚れが気になるときは、ブラシや硬く絞ったキッチンペーパーなどでやさしく拭いておく(市販のキノコは洗わなくてオーケー!)
- ニンニクは2、3ミリの薄切りにして芯をとる
- ステーキ肉は一口大にカットして、調理の直前に塩をもみこんでおく
作り方
時間に余裕のあるときは、キノコは重ならないようにザルなどに並べて、風通しのよいところに干してから使う。まだ水分が残っている半干しでオーケー。
メスティンにオリーブオイルとニンニクを入れて弱火にかける。途中から一気に焦げやすくなるので、目を離さないように。余熱でも色づくので、上の写真くらいを目安に一度火からおろすとよい。
バターとキノコを先に入れて、全体にオイルがまわったらお肉を入れる。あまりいじらず、上下を返すくらいにして火を通す。
あれば仕上げにクレソンや、パセリを添えて。熱々のうちに召し上がれ!
残ったオイルをつかったレモンのパスタはこちら。茹でたパスタをオイルで和えて、粉チーズとレモンをぎゅっとしぼってどうぞ。国産レモンがあるときは、皮をすりおろすか細かく刻んでかけると風味がさらにアップするのでお試しください。