「コリドール」はフランス生まれのボードゲーム。チェスのように盤上のコマを動かすが、チェスと違って駒はひとつだけ。チェスのような2人用ではなく、2~4人で遊べる。ルールが簡単だから、初めての人や子どもでも楽しめる。今回紹介するのは、そのミニ版なのでキャンプや旅に持っていくことができる。
ルールは、簡単にいえば以下のとおり。
1.自分の駒を上下左右に1マスずつ動かして、一番早く対面側の奥のマス(9マスのうちのどこか)に到達すれば勝ち。
2.駒を動かすかわりに、フェンスを置いて他の駒を妨害してもよい(フェンスで閉じ込めるのはだめ)。
3.他の駒とぶつかったときは、その駒の頭越しに進める。
プレーすることによって、論理的な問題解決力や未来の展開を予測する力など、プログラミング的思考が養われるという。高IQの人たちの国際的な交流団体「メンサ」の認定ゲームにも選ばれているそうだ。
実際にプレーしてみると、この3番目の「頭越しに」がポイントになることがわかる。1マスではなく2マス進めることになるからだ。自分も他のプレイヤーも頭を越させないように警戒することになるだろう。頭が良くなるかどうかはともかくとして、とにかく前に進む人、フェンスでの妨害に熱中する人など、性格が如実に現われるからおもしろいぞ。
ルールについてはこちらの動画をご覧ください
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