その後、新しい巣箱を作る班と、すでに設置してある巣箱を観察清掃する班とに分かれて作業開始。今回は新しい巣箱を2つ追加するとのことで、巣箱の作り方について教えていただきました。巣箱の作り方、取り付け方、ポイントなどについてじっくり説明しながら、巣箱作りが進みます。スズメの場合は、飛んできて直接丸い穴から巣箱の中にすっと入っていくそうなので、止まり木は必要ないそうです。そんな説明を聞いたら、スズメが巣箱に入る瞬間を見たくてたまらなくなりました。
巣箱を降ろすチームに合流して、巣箱の中を観察。巣箱の中に、卵の殻を見つけたり、ハチの巣ができてしまったものなど、中の様子は様々。いずれも巣箱の中からたくさんの生き物が出てきたので、そのことに大変驚きました。自分の手でかけかえた巣箱。春になったらスズメが使ってくれるのでしょうか。気になるので、春になったら何度も足を運ぶことになりそうです。
新しい巣箱を設置して、今回のイベントは終了。参加者には小冊子「ミニミニ野鳥図鑑」が渡されました。身近な環境に見られる野鳥、全23種類を紹介している小冊子。家の近くでも、鳥の姿を探してみたくなるお土産で、野鳥観察にますます興味がわいたのでした。