子供と一緒にキャンプ飯作りに挑戦!
親子キャンプをする際に、美味しいキャンプ飯を楽しみにしているというお子さんも多いのではないでしょうか?いつもと違う場所で作るごはんは、お手伝いのチャンスにつながったり、子供の新しいことへの挑戦心を満たしたりするいい機会になりますよ。
今回は、親子クッキングを楽しむためのポイントをお伝えします。また、寒い季節におすすめなカレー鍋のレシピも用意しましたので、ぜひ参考にしてみてください。
はじめての親子クッキング!子どもと楽しむためのポイント
ここでは、親子クッキングでの心構えや、楽しむポイントを解説します。
開始前に伝えたいこと
子どもと料理をする上で最も大事なこと。それは、「料理に集中すること」です。ふざけたり遊び半分で取り組んだりすると怪我をしてしまう危険があることを、子どもにしっかり伝えてから調理を開始しましょう。
伝え方のポイントは、子どもの目を見て話すこと。調理開始後に伝えても、目の前の楽しいことに夢中になっている子どもの耳には入りません。始める前に、料理のルールや約束として伝えるといいでしょう。
料理には刃物や火を使うので、思わぬ怪我がつきものです。キャンプ場ともなると病院が近くにない場合も多いので、親子クッキングを安全に楽しむために、ぜひ上記のことを伝えるようにしましょう。
子供の包丁のサイズは?
包丁はアウトドアナイフではなく、子供用の包丁か小さめの果物ナイフがおすすめです。包丁をはじめて使う子であれば、テーブルナイフやバターナイフを使用してもいいでしょう。
力を入れなくても切れるちくわやソーセージ、白菜などを準備しましょう。はじめて料理に取り組む場合には、達成感が大事。「自分にもできる!」「またやってみたい!」といった具合に、子どもの向上心が掻き立てられるような調理用具・食材をセレクトしておきましょう。
子どもが担当できる工程を用意しよう
「気をつけて!」「ここは注意!」と、指示ばかり出されては子どもは楽しく取り組めません。危ない部分はサポートしつつ、子どもが自由に作業できる場面も作るといいでしょう。
型抜きは手を切る危険も少ないので、お料理初心者の子どもにも安心して任せることができますよ。
火を使った料理にも挑戦
火は危険を伴うとして、普段子どもには火を使う作業を任せていないという方も多いかもしれません。キャンプは野外なので、自宅のキッチンよりもスペースを確保しやすいです。子どもに加熱調理を経験させるいい機会になるかもしれません。キャンプで加熱調理に慣れることができれば、自宅でのお手伝いの幅も広がりますよ。
できないことよりも、できたことに注目して
新しい挑戦は子どもにとって勇気のいること。「失敗してしまった、楽しくなかった」という印象ではなく、「ママやパパと調理ができて楽しかった!」という印象が残ることが何より大事です。
そのためにも、ちょっとしたことでも口に出して褒めてあげましょう。子どものやる気につながります。
子供と作るカレー鍋レシピ
では、実際に調理をしてみましょう。今回は子どもに大人気のカレー鍋のレシピをご紹介します。
材料(4人前)
- 豚薄切り肉 200g
- ちくわ 2本
- キャベツ 1/4個
- しめじ 1袋
- 人参 1本
- ブロッコリー 1房
- ミニトマト 10個
- じゃがいも 5個
- カレールー 2〜3個
- 醤油 小さじ1
- 水 1000ml
ソーセージやコーンなど、子どもの好きな食材を入れてアレンジしてもいいでしょう。
作り方
しめじは石づきを切り落として房に分けます。キャベツはざく切り、トマトはヘタを取り除き、ブロッコリーは房に分けます。人参とちくわは食べやすい大きさに切ります。じゃがいもは、皮をむいて一口大に切り、水にさらします。
鍋に水、キャベツ、しめじ、ちくわ、人参を入れて一煮立ちさせます。鍋の汁が沸騰したところに、豚肉をほぐしながら入れます。
子どもが食材を入れる時には、火力を極力抑えましょう。また、鍋の縁に手がぶつかって火傷しないように注意しましょう。
野菜が柔らかくなってきたら、ブロッコリー、じゃがいも、ミニトマト、カレールー、醤油を入れて弱火で加熱します。
あっさりしたカレー味が具材に染みて、ご飯との相性も抜群の一品です。
美味しく食べて食育キャンプを親子で楽しもう
「食べる力」は「生きる力」でもあります。食に関する知識は生きていく上で大事な要素です。普段何気なく口にする料理がどうやって作られて、どんな食材が入っているのかを知ることで、食に対する興味付けにもなりますよ。
子どもが食べることに興味がない、ご飯の時間があまり好きではない、などのお悩みがある方は、いつもの食卓と一味違う親子でキャンプというイベントを通して、食を楽しむことにチャレンジしてみるのもいいですね。