カワハギ釣りは初挑戦なのだが、実は結構難しいらしい。というのは、カワハギはホバリングできるのと、口の使い方が上手いので、餌だけを取るのが得意だという。そのためカワハギは「餌取り名人」ともいわれる。難易度が高い方が燃えてくる。その餌取り名人とやらを釣り上げてやろうじゃないか。
手の平に江ノ島を、くだらないことやってます
まずは第一投。釣り方は、オモリが海底に着いたら、ちょっとだけ持ち上げて、竿先を軽く揺らす。そして、しばらくしたらピタッと止める。目の前にあるアサリを食べようと狙っていたカワハギがいれば、止めたタイミングで食いつくはず。が、反応なし。またちょっと竿を揺らして誘いをかける。そして止める。基本はこの繰り返し。
餌取り名人と格闘中
数回やっても反応がないときは、巻き上げて餌が付いているかどうか確認する。餌がなくなっている場合は、カワハギがいる可能性がある。逆に餌が残っていると、カワハギがいないのでポイントを移動する。すると、なんと全部取られてる!! 竿先に変化はなかったのに、いつの間に。恐るべしカワハギ。しかし、これでいるのはわかった。今度こそと、餌を付けて仕掛けを投入。
釣れたと思ったら外道
ゆらゆら、ピタリ。すると竿先にビクビクっとアタリが。よし、今度は針にかかったのでリールを巻き上げる。が、上がってきたのは、なんだかよくわからないベラ系の小魚。君じゃないんだよ、君じゃ。3本ある針のうち、他の2本は餌が取られている。くそー、カワハギめ。
穴澤 賢(あなざわまさる)
1971年大阪生まれ。2005年7月から愛犬との暮らしを綴ったブログ「富士丸な日々」が話題となり、その後エッセイ、コラムなどを執筆するようになる。著書に「またね、富士丸。(集英社文庫)」、「明日もいっしょにおきようね(草思社)」、「また、犬と暮らして(世界文化社)」、自ら選曲したコンピレーションアルバムとエッセイをまとめたCDブック「Another Side Of Music」(ワーナーミュージック・ジャパン)などがある。株式会社デロリアンズ代表。Blog:Another Days
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