造船や建築などに携わる鉄加工のプロフェッショナルによるアウトドアブランド「THE IRON FIELD GEAR(ジ アイアン フィールド ギア)」。その新アイテムとして、今までにないスタイルの二次燃焼焚き火台「TAKI BE TREE(タキビツリー)」が登場した。
2タイプの焚き火台のいいとこ取り
二次燃焼が可能な焚き火台のメリットは、安定して燃えること、煙が出にくいこと、薪が灰になるまでしっかり燃えること。しかし、二次燃焼を発生させる構造上、その多くが箱型や筒型のため、短い薪を用意する必要があったり、炎が見えづらかったりというデメリットもある。
一方、オープン形状の一般的な焚き火台は、何よりも炎を堪能することができる。ただし、太い薪が燃え切らなかったり、煙が出続けてしまったりというデメリットも……。
「TAKI BE TREE」は、そんな2タイプのメリットのみを取り入れ、オープン型ながら二次燃焼が可能な焚き火台となっている。「TAKI BE TREE」の形状は、一辺が40cmの四角錐。対角線長は56cmほどで、35~40cmほどの長さの薪をカットせずに使用することが可能だ。
その四角錐の下部外側から空気を取り込み、内側下段の穴を通って一次燃焼が発生。一次燃焼では燃えきれずに煙となった可燃ガスと、上段の穴から出る温まった空気が混ざり合い、二次燃焼が発生するという構造となっている。
設置方法は、付属の脚部を交差させ、本体を載せるだけの簡単なもの。専用の収納バッグも付属しており、持ち運びも手軽だ。
TAKI BE TREE
- 組立時サイズ(約):W408×D408×H320mm
- 重量:3.7kg
- 材質:本体/ステンレス、脚/スチール(塗装)
- 価格:16,500円