クリスマスの時期になると街がカラフルに彩られ、心がワクワクしてきませんか。
市販のオーナメントも素敵ですが、材料集めから始める手作りオーナメントは、休日に親子で作るのにぴったりです。
キャンプ場などに落ちている枝を使った、壁掛けクリスマスオーナメントの作り方をご紹介します。
※落ちている枝であっても、私有地などのものを無断で拾ってはいけません。またキャンプ場で枝を拾いたい場合は、あらかじめキャンプ場に確認を取るようにしましょう。
クリスマスオーナメントの作り方
今回は、少ない材料で手軽にできる、ツリー形の壁掛けオーナメントを作っていきます。
制作する前に、できるだけまっすぐな木の枝や飾り付け用の木の実を拾っておくと、スムーズに作れますよ。
材料(長さ30cm程度のオーナメントの場合)
- 木の枝(5〜6本)
- 飾り付けの材料(松ぼっくりやどんぐりなど)
- 麻紐 1mを2本
- 軍手
- グルーガン
- ハサミ
1.作りたいツリーのサイズを決める
まず、拾ってきた枝を適当な長さに折ります。
ツリーの底辺が一番長い枝になるようにし、次は、2番目に短い枝、3番目に短い枝……というように、だんだん短くなるように枝を折っていきます。
木の枝を折る時は、怪我防止のために軍手をするのがおすすめです。
2.全体像をイメージする
木の枝が思ったより太い場合は細い枝に変えてみたり、もっと大きなオーナメントを作りたいと思った場合は、枝をさらに追加したりして全体のイメージを作っていきます。
今回は、5〜6本の枝を使い作っています。大きくなればなるほど、インパクトのある大ぶりの飾りができます。
飾りたい壁の空きスペースを考慮して作ってみるといいですね。
3.麻紐で枝を繋ぐ
続いて、麻紐で枝を繋いでいきます。
まず、一番長い枝に麻紐を片結びで結びます。
次に2番目以降の枝を順番に結びつけていきます。
片側が終わったら、反対側も同様に結びます。
枝の両端をそれぞれ結び終えたら、余っている紐が三角形の頂点になるように結びます。
最初から左右を同じ位置に結びつけるのは、結構難しいです。
そのため、一度枝を結びつけた後に、枝を上下してちょうどいい位置に調整するのがおすすめです。
「サンタクロースが登る階段みたい!」と一緒に制作している子どもも大喜び。完成形が見えてくると嬉しいものですよね。
4.飾り付けする
ここまでできたら、最後に飾り付けを行っていきます。
拾ってきた松ぼっくりやどんぐりをグルーガンで飾り付け。どんぐりなど小さい木の実を貼り付ける時は、枝にグルーガンをつけてから、木の実をくっつけるとうまくいきます。
今回は、クリスマスの雰囲気を出すために、実が付いている緑色のヒノキの葉を使いました。ハッキリした色が入ると見た目の印象がぐっと締まります。
グルーガンは熱くなるので、親子で一緒に使ってくださいね。
また、天然素材だけの飾り付けも素敵ですが、手芸用の綿やカラーボールを貼り付けると色のメリハリがつき、違った可愛らしさが楽しめます。
スムーズに作るためのアドバイス
枝を拾う際に、あらかじめ形を決めておくとスムーズにオーナメントを作ることができます。
そうすることで欲しい太さや長さの棒が選びやすくなり、制作時間が短縮できます。
上の写真のように枝を拾いながら地面に並べ、あらかじめ全体のイメージを作ってから持ち帰ると、室内で切り揃える手間が省けておすすめです。
天然素材を活用して、クリスマスオーナメント作りを楽しもう
今回は落ちている枝を使って簡単にできる、クリスマスオーナメントの作り方をご紹介しました。
材料集めから制作まで、親子で一緒に楽しみながら簡単にできます。思い出を形に残すことで、キャンプの思い出もより一層鮮明になりそうですね。
世界に一つだけのオリジナルオーナメントを作り、親子遊びを楽しんでみませんか。